2008年末、ブルーノート東京がクールでダンサブルな空間に! N.Y.屈指のR&Bバンドであるクーリーズ・ホット・ボックス(CHB)のリーダー=クリスチャン・ユーリック率いるトーチャード・ソウルの登場だ。DJスピナとの交流でもお馴染みの彼らは、ハウス・ミュージックと R&Bを有機的に絡めて極上のソウル・グルーヴを紡ぎ出す尖鋭的にしてオーガニックなクラブ系ユニット。今回はそこに、CHBのメンバーで DOUBLEへの楽曲提供でも知られる歌姫アンジェラ・ジョンソンも加わり、ミュージシャンシップ溢れるステージを披露する。アンジェラの麗しい美声とともに、N.Y.発のアーバンでスタイリッシュなミュージック・ワールドへ誘ってくれることだろう。
“Cooly's Hot Box”のリーダーでもあるドラムスとヴォーカルのクリスチャン・ユーリッヒを中心に、セッション・バンドとして2001年に活動をスタート。すぐにベースのジェイソン・クリヴェロフとキーボードのイーサン・ホワイトが加わることで、3人編成の形を成した。R&B、ジャズ、ブラジリアン・ポップなどを大胆に編み上げたサウンドは「World of House Music」と呼ばれ、カリスマDJのジャイルス・ピーターソンが「The Future of House Music」と絶賛。にもかかわらず、ライヴ・パフォーマンスに於けるグループの身上は、「No DJ's」「No Loops」「No Sequence」。あくまで純生のテイストを張り巡らせることで、オーガニック・ソウルの新路を切り開いてきた。’04年に初めてのフル・アルバム『Introducing Tortured Soul』を発表するのに前後して、全米、カナダ、英国などに守備範囲を広げ、そのサウンドは世界のDJたちのマスト・アイテムに。グループ活動の一方、 3人それぞれプロデュースやリミックスでも活躍している。最新作は『ディド・ユー・ミス・ミー』(コロムビアミュージックエンタテインメント)。
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