■MARCEL DETTMANN (MDR / OSTGUT TON / from GERMANY)
1977年、東ベルリン生まれ。90年代初頭のボディミュージックやニューウェーブに影響受けて以降、この新しく生まれたサブカルチャーシーンにのめりこんでいき、1999年ベルリンのOSTGUTが経営するドイツナンバーワンクラブと評される、ベルクハインのオープンと同時にレジデントとして今日にいたるまで活動を続けている。また一方でトラックメイキング、リミックスにも取り組み、2006年、[OSTGUT TON]からリリースしたBEN KLOCKとのスプリット盤を皮切りに、自身で運営を手掛ける[MDR(MARCEL DETTMANN RECORDS)]を中心にコンスタントにリリースを重ねる。オリジナルトラックはもちろん、今や引っ張りだことなっているリミックスワークにおいても一聴して彼の手によるものとわかるトラック群は、シンプルな構造でありながら、音そのものの存在感を全面に打ち出し、ミニマルながらも飽きの来ない奥の深い仕上がりとなっている。また彼はベルリンテクノの総本山であり、BASIC CHANNELのMARK ERNESTUSがオーナーを務めるハードワックスのスタッフでもあることから、彼のプレイでは多種多様な選曲を伺うことが出来る。2008年6月にリリースされたミックスCD『BERGHAIN 02』ではTOBIAS、TADEOといった旬のアーティストからPLANETARY ASSAULT SYSTEMS、KEVIN SAUNDERSONといったベテラン勢、NORMAN NODGE、SAMULI KEMPPIなどの新しい世代のアーティストをフィーチャーし、更にはCLATTERBOXといったオールドエレクトロなど他ジャンルを積極的に組み込みながらも、流れるような、かつ骨太なミックスを展開している。先日、彼のミックスを公開したワールドワイドクラブ情報サイトであるRESIDENT ADVISORが選ぶ2008年DJランキングにおいてRICARDO VILLALOBOS、RICHIE HAWTINなど名だたるDJらについで新世代アーティストとしては最高位11位をマーク。待望の初来日!
http://www.myspace.com/marceldettmann
■yoshiki (Runch / op.disc)
90年代中盤に地元大阪にてDJとしてのキャリアをスタート。当時から現在クリックテクノ、ミニマルハウスと呼ばれる先駆的な存在と指向を持ったテクノをプレイし、徐々にヨーロッパのクラブシーンへの関心を高め、2003年にベルリン、ロンドンへと留学する。同時期にトラック制作も開始し現地のクラブで培った感性をDJや作曲にちりばめ、現在は東京、大阪を拠点に活動中。重く低い、淡々としたダークなトラックを着々とミックスするプレイスタイルは近年失われつつあるテクノの本質を表現し、自身の持つ独自な世界観を打ち出すものとなった。また写真をコラージュしシュールな空間を造るフライヤーデザイナーとしての一面を持つ。2006年[TOREMA RECORDS]からFUMIYA TANAKA/KARAFUTO、[op.disc]よりAKIKO KIYAMAとのコラボレーションEPをリリース。
■ditch (op.disc / SNORK ENTERPRISES)
本名コウノ・シンイチロウ。パリやベルリンでの活動を経て、現在は東京を拠点に活動するアーティスト。2005年CABANNE主宰の[MINIBAR](FR)から「Kimidori EP」でデビューして以来、[MICROCOSM]、[GOOSEHOUND](US)、[SAFARI ELECTRONIQUE](FR)、[KALIMARI](CA)、[op.disc](JP)をはじめとしたレーベル群から目覚ましいペースでリリースを重ね、同時に多数の海外ネットレーベル群にもトラックを提供。4/4リズムのミニマルなテクノというフォーマットを踏襲しつつ、柔軟で豊富なアイデアの中にドライな悪辣さを少量すべり込ませた独自のアプローチが冴えるその作品群は既に多くのDJやリスナーの注目を集めている。2007年には自身にとってのファーストアルバム『ditch weed』を[op.disc]よりリリース。今後も[op.disc]や[SNORK ENTERPRISES](DE)など国内外のレーベルから複数のリリース予定を控えており、その精力的なライブ活動や他アーティストとのコラボレーション・プロジェクト等も含めさらなる飛躍への期待が高まる。
http://www.myspace.com/ditchshin
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