小気味良い流麗なフレーズでジャズ・ギターの醍醐味を魅せる塩川俊彦と、ノスタルジックで温かなサウンドを奏でるクラリネット奏者益田英生による期待のデュオ。塩川俊彦は、14歳でギターを始め、ウエス・モンゴメリーの音楽に衝撃を受けジャズに傾倒。高校時代に角田忠雄に師事。20歳で上京し、様々なセッションで若手ミュージシャン達と切磋琢磨を重ねる。1999年より、「阿佐ヶ谷ジャズストリート」に自己のユニットで参加。同時期より、TOKUのグループに参加する。現在は、「黒船レディと銀星楽団」、「The Fascinations」などのユニットで活動しながら、自己の音楽世界の探求を続けている。益田英生は、中学時代、吹奏楽部にてクラリネットに出会う。ベニーグッドマン楽団の演奏をきっかけにジャズに目覚め、高校卒業と同時に上京して谷口英治に師事。'99年、「吉祥寺ジャズコンテスト」において、グランプリとオーディエンス賞を受賞。'05年の「国際クラリネットフェスト」では、ブラジルのクラリネット奏者、ウドソン・ノゲイラ クインテットのメンバーとして参加し、本場のラテン音楽を体験する。近年では、ビッグバンドとの共演も多く、貴重なジャズ・クラリネット奏者として活躍の場を拡大している。今回の公演では、オーソドックスなジャズを基軸に、モダン・テイストを巧みに盛込んだ心地よいプレイを聴かせる。
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