春の夜、クラブ中がカーニバルの熱気に染まる。ブラジル音楽の超大物、セルジオ・メンデスの登場だ。'66年に「マシュ・ケ・ナダ」が大ヒット。ボサ・ノヴァをベースにした都会的サウンド、ジャズやロックの名曲を斬新にアレンジした幅広いレパートリーで世界的スターの座を獲得した。また、'92年発表の『ブラジレイロ』ではグラミー賞に輝いている。近年はヒップ・ホップ~クラブ・ミュージック界からの支持も厚く、2008年にはウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)との共同プロデュース作品『モーニング・イン・リオ』を発表して話題を呼んだセルジオ。今もなお前進を続ける大エンターテイナーが、最高にダンサブルな夜を届けてくれる。
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