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Party for HIROMIX, Gelatin and Naomi Fisher

95年に女子高生写真家としてデビューし、90年代のガーリーブームを牽引したHIROMIXが7年ぶりに個展を開催。過去の代表作を交えながらも新作をメインとした構成で、写真以外に、映像、音楽、文筆活動と様々なキャリアを重ねてきた彼女の新たな世界像を伺うことが出来ます。同夜、HIROMIXと共に個展開催をル・バロンでお祝いする強烈な海外アーティスト2組は、人間の感情や本能、性や暴力に対する純粋な反応を創作の動機にセンセーショナルな作品を作り続けるアーティストNaomi Fiserと、Google-Earthで鑑賞できるほどの巨大ウサギ(全長61m)で有名なアーティスト作家集団Gelatin。復活祭かなんだか知らないけど、とりえあえずウサギ絡みで乾杯です!



■HIROMIX

日本を代表する女流写真家。また、分筆家、DJ、モデル。1995年、高校の卒業式当日にカラーコピー制写真集『Seventeen Girl Days』で「Canon写真新世紀」に応募、荒木賞(優秀賞)を受賞。同年「Canon写真新世紀最優秀賞」を最年少で受賞し、全てに渡ってスケールの大きな新鋭として注目を集める。以後、写真家として「VISONAIRE」「NUMERO」「ID」「Liberation」「PURPLE」「HARPERS BAZZAR」「NYLON」など国内外のハイファッション雑誌やカルチャー誌で撮影を手掛けるほか、広告、音楽プロモーションなどで活躍。また、ショートフィルムやミュージック・ビデオの映像監督、分筆家、DJ、VOGUEやSUPREMEのモデルとして活動する等、幅広いジャンルにおいて活動している。



■Naomi Fisher(ナオミ・フィッシャー)

マイアミ生まれマイアミ育ち。その気候と土地ならではの色彩が反映しているかのように、鮮やかなピンクやオレンジで描かれた女性のポートレートや、大自然の中である意味卑猥ともいえるポーズをとったセクシャルな女性を写した作品で人気。VICE、Visionaire MagazineやNew York Times, Art in Reviewにも評される。



■Gelatin(ジェラティン)

オーストリアの4人の男性作家(アリ・ヤンカ、ウォルフガング・ガントナー、トビアス・ウルバン、フロリアン・ライター)によるアーティスト集団。イタリア・ピエモンテ地方の山に全長61mにもおよぶ巨大なピンクウサギのオブジェを作ったり、ロンドンのガゴーシアンギャラリーを水浸しにするなど、その遊び心、作品のインパクトともに話題に事欠かない注目のアーティスト集団です。ちなみに巨大ピンクウサギ、HASEは2050年までピエモンテ地方の山に寝そべっていますので、機会があれば…どうぞ。