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『wege-benutzen-Es』 (= ways use it)

△音楽を使うものとして考えてみる。

△感情やイメージを喚起・再現するための記憶装置として?抽象的構造体へアクセスするためのフリーパスとして?内省・洞察の臨床治療のための精神分析医として?或いはダンスとセックスへの捧げものとして?

△あいにく音楽には取扱説明書がないため、正しい使い方など不明である。

(故に、時折バグやエラーも生じたりする)

△21世紀東京における音楽の使い方と、その共有/非共有の在り方を楽しんで頂ければ幸い。



■大谷能生

批評家、音楽家。日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校』『東京大学のアルバートアイラー』等、著作多数。音楽家としての活動も旺盛で、sim、masなど多くのグループに参加。今回はDJとしての出演になる。ビター&スウィートなサウンドによる、ダンスミュージック・ルネッサンス!



■Numb

ニューヨークでエンジニアリングを学んだのち、多方面で活動を展開。グルーヴや曲の構成をリアルタイムに操作し、マシンビートに有機的な肉体性を宿らせる。そのサウンドはエレクトロニカ、テクノ、ブレイクビーツ、トランス、ヒップ・ホップと総てを網羅しながら、新たなグルーヴの創造を続けている。



■Saidrum

様々なジャンルのエレメンツを取り込みディープなリズム・サウンドを追求するエレクトロニクス・ミュージシャン。ライブも精力的に行っており、これまでにMonolakeやCompany Flow、Mad Professor、 Carl Claig、Squarepusher等、海外アーティストの来日イベントにもライブアクトとして参加している。



■岸野雄一

俳優・音楽家・著述家等、多岐にわたる活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗り活動。現在、WATTS TOWERSやヒゲの未亡人などのユニットで活躍中。自身のレーベルOut One Discも話題を呼んでいる。黒沢清の処女作「神田川淫乱戦争」にて俳優デビュー。東京芸大大学院や映画美学校では映画音楽学の教鞭を執る。



■東洋、モーテン&ウィリアム

2008年に東京で結成。モーテンによる生音+生音を電気的に変調させた演奏に、ウィリアムの人間離れした多種多様な声が重なり、そこに白塗りの松原東洋の舞踏が加わると、儀式的とさえ感じる空間を生み出す。



■馬喰町バンド

ギター・ベース・パーカッションから成るトリオ。最小の編成から紡ぎだされる音楽は、新鮮なのに誰の耳にも懐かしい、風のような海のような音。これぞ民謡の最新形、ジャパニーズソウルミュージック!



■Sin6

Sin波に何かの可能性を感じる現メンバーが集まり、Sin波を使った音の表現を周期的に模索。重なる音、離れていく音、消えていく音、生まれてくる音…。音のつぶが作り出すセカイを、楽しんでください。



■東風(TONFU)

中しま りん(箏奏者)を中心としたオーガニック・サウンド・ユニット。古典楽器の持つ暖かな余韻や、力強さなどの表現力を活かし、懐かしくも新しい世界感の音楽を創造している。2007年4月1st ALBUM鏡花水月をリリース。



■時差式

ミニマリスムの拡大をテーマに、同族楽器を意識的に用いること/音楽的構造上の制約をあえて設けた上で、演奏する肉体をもって制約からの脱出を可能にすることが目的となる。鍵盤、ディレイ、リズム、声、女性性。



■The time is looking for the new life

バンド名は、60年代後半ハプニング、クサマ・オージー等の活動をNYで展開していた頃の 草間彌生の発言に由来する。 The time is looking for the new life「時代は新しい何かを求めている」



■telomere

フレットレスギターによるデジタルノイズ(即興にあらず)



■カナリヤ

三浦陽子(piano) 吉田悠樹(二胡) 服部将典(bass)によるトリオ。 ??2006年9月15日、阿佐ヶ谷ヴィオロンで初ライブを行って以来、都内のライブハウス(円盤、ヴィオロン、なってるハウス etc)を中心に 演奏活動を続ける。 ??????



■京橋低音Quartet

映画美学校・音楽講座発の、低音楽器とエレクトロニクスによるアンサンブルバンド



■DJテノヒラ

フィンガーピッキングスタイルのソロギターを聴かせます。皿は回さないのにDJを名乗るのは僕がうそつきだからなんですが、人を躍らせたい気持ちがDJを名乗る人達に劣っているとは実は思っていません。ダンスはいつでも素晴らしいものです。踊る場所がフロアであれ、手のひらであれ。踊るに足るグルーヴとはったりのために。



■中村翔

歌とギターでのシンプルな弾き語りスタイルを基本としながら、ブルーズ/ジャズ/レゲエ/ラテン/アフリカンなどの要素を取り入れた様々なスタイルで活動。2008年4月、多彩なゲストを迎え、アルバム『Sunrise』を完成する。



■オルガノラウンジ

音楽家/本多裕史(vocal)後藤康進(guitar)小山朋也(programming)からなるエレクトロニカ・バンド。 電子音と生楽器と歌声を、繊細かつ緻密に重ね合わせることで構築されるその音楽は、アート・ファッションシーンにおいても高い評価を得ている。アニメーション作家 松本力と共に

「松本力+オルガノラウンジ」としてのライブパフォーマンスを国内外問わず継続的に行っている。2006年にはagnes b.のパリコレクションの音楽を担当、2008年には東京都現代美術館、森美術館でライブを行い、好評を博した。2008年6月、5枚目のアルバム「cos mos(コス・モス)」をリリース。

http://www.organ-o-rounge.org

http://www.myspace.com/organorounge