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Timothy Really meets Cadenza Showcase Pt.3

03年より設立された音楽プロダクションTimothy Reallyによるレーベルショーケースイベント。LUCIANOが主宰を務めるCadenzaにスポットを当て第3回目となる今回は、Lucianoとの共作によりリリースした『Solomon’s Prayer』がCadenzaの数ある名曲の中でも屈指の傑作と名高く、そしてPlayhouseやPerlonといった本質を理解しているレーベルにおいても活躍するMelchior ProductionsことThomas Melchiorが登場する。流動的であるダンスミュージックシーンにおいて、常にアンダーグラウンドに尽くすことで20年以上ともなるキャリアを高いレベルで維持するそのプロダクションは豊かな音楽性と普遍的な反復要素を備え、クラウドを長く深く柔らかく包み…ダンスへと誘う。Let's go deep。



“Timothy Really meets Cadenza Showcase” is getting deeper and morespectacular over time. This time as the third party, it invites Thomas Melchior, also known as Melchior Productions, who actively releases not onlyfrom Cadenza but also from Playhouse and Perlon. The production, which attracts attention from all over the world, embraces the crowds deeply,softly and eternally with universal repeat elements of minimal music, and lures them to dance. Let's go deep.





■Thomas Melchior

Thomas Melchiorはドイツで生まれ、アメリカ、スペイン、そしてイギリスと世界各地を渡り歩いてきた。彼は作曲家とボーカリスト、そしてキーボーディス トとして音楽キャリアをスタートさせ、ジャズ、ファンクの5ピースバンドBlipvert Bigtopを結成し、その後エレクトロニクスとファンク、ソウルやジャズを実験的に融合させた新しいプロジェクトOhmをスタートさせる。Ohmは瞬 く間にAfrica BambaataやGille Petersonらの注目を浴び、Heady Volt Experience EPは後に出現するトリップホップシーンに多大な影響を与えるようになる。ちなみにこのEPはMo WaxのJames Lavelleにして自身の青写真とまで言わしめた。そしてソフトウェアDTMの到来と共に、Peter "Baby"Ford、Mark Moore、Big Audio Dynamite、Carl? Craig等のアーティストと繋がりそして素晴らしく洗練されたエレクトロニカを制作する事となる。1992年にはTim Huttonと出会いVulva/Yoniとして後に伝説となるアルバムFrom The CockpitをAphex TwinのRichard JamesのレーベルRephlexからリリースし、Armando、Aphex Twin、Black Dog (Plaid)、Autechre、Global Communication、Orbitalなどと共演し素晴らしい脚光を浴びる。年が重なるにつれThomasの音楽的趣向はミニマルでディープなスタイルのハウスミュージックに移行していき、Lady Miss Kier(Deeelite)のバンドメンバーとしてアメリカツアーを敢行したのち、ニューヨークに移住し、そして1997年にロンドンに戻り、Deepah、Sunpeople、Soul Capsule、Ifach Collective、M-core等、様々の別名でのリリースを行い、Peter "Baby"Fordと共にミニマルハウスのパイオニアとしてその名前を定着していく。そして2000年には、ロンドンスピードガレージから影響を受けたもっとパーソナルでディープ、ヒプノティックかつセクシーなマイクロハウスを自身の レーベルAspect Musicから発表し、そのサウンドはDaniel Bell、Luke Solomon、Ricardo? Villalobos、Akufen、Richie Hawtin等のプロデューサー・DJたちからカルト的な支持を獲得する。そしてその楽曲はドイツの二大レーベルPerlonとPlayhouse、そ してLucianoが主宰を務めるスイスのCadenzaからもリリースされるようになる。現在もThomasは20年以上という長いキャリアを維持するために、軽薄なトレンドを避けアンダーグラウンドに徹しながら最先端の音楽を作り続けている。





■■Time Table■■

23:00-0:45 Zuyack【DJ】

0:45-1:30 RyoMurakami 【LIVE】

1:30-2:30 Melchior Productions【LIVE】

2:30-4:00 Sisi【DJ】

4:00-5:30 Thomas Melchior【DJ】