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Drumpoet Community LEXX&QUARION JAPAN tour in nagoya

ここ日本でも根強い人気を誇る老舗ディープハウスレーベル、Compostのサブレーベルとして名高いDrumpoet Community。スイスはチューリッヒを拠点に、ハウス、ジャズ、デトロイトといったエッセンスを取り入れた独自のクロスオーヴァーサウンドで人々を魅了し、今や世界中から注目を浴びる存在となった。そんなDrumpoet CommunityのLabel Show Caseがここ日本で実現。



■Kawabata

チューリッヒの音楽シーンをひっぱるアーティストのひとりLexxことAlex Storrerは10代前半から音楽活動を開始する。

Depeche Modeの音楽を支持しながら、ホワイトジーンズとワラビーを履き、クラブをまわりDJ活動をする若者のうちのひとりであった。

Herb Alpertの『Rotation』など、ディスコ、ヒップホップ、アーリーハウスなどが当時クラブ音楽と呼ばれていた時代だ。

90年代に地元のHip Hopアーティストと一緒の楽曲制作を通し、2002年にはHeadmanのディスコリミックスを手がけ、Relishからリリースする。

チューリッヒの伝説のクラブであったDachkanrineにて2004年から2006年の閉店までレジデントDJを勤め、現在はディスコ、

ディーパーハウスからテクノまで幅広い音楽をカバーするDJとして、

チューリッヒの代表的なクラブでドイツ語で未来を意味する「Zukunft」にてレジデントDJとして活躍する。

Lexx名義ではPerment vacationやBear Funk,Late Night Audioなどといったレーベルでリリースをし、

ハウスやテクノのプロデューサーとしてKawabata名義でスイスのハウスレーベルDrumport Communityにて活躍する。

ベルリン、ロンドンでもDJ活動を続けながら、2010年にリリース予定のアルバムを制作中。



■QUARION (Drumpoet Community, Perspectiv)

スイス出身ベルリン在住QUARIONならび Ianeq(本名Yanneck Salvo)は、90年代後半から様々なミュージシャンとともに音楽活動および楽曲制作をしてきた。

当時のヒップホップMCのJonasにビートとサンプルを提供をする。ジュネーヴのRosarioと日本のForce of NatureのDj Kent、

ジャズキーボーディストの Leo Tardinらとテックハウスを軸にしたプロジェクト「Enterplay」を結成する。

LaneqはShaxとともにGet Physicalから12インチをヒット作として世に送り出した。90年代のクラバーの中には、

LaniqをDrum&BaseのDJとして記憶しているひとも多いだろう。



Quarion名義でのリミックスはハウスのみならずテクノシーンでも絶賛を集め、

Kopakt, DJ-Kicks,CompostのBlacklabelシリーズなどに収録され、Dirt Crew, Agnes, Alex Attias, Jaggedその他多くのアーティストのトラックを手がけ、

Jamie Lloydの作品のMay I?やAndres GarciaのNo More Tearsなどが世界中のDJによりかけられる。



彼の作品が注目され始めたきっかけは、今から5年ほど前にIaneq名義でリリースされた12インチ "Reset" である。

ハウスとブロークンブーツを見事に融合させたトラックで、これがRainer TrubyやMichael Rutten、Lars Behrenrothたちにヘヴィープレイされた。

また、Quarion名義でのジャズやhip hopの要素の強い『Karasu』はAmeやDixonらから絶賛された。この作品には一方でダヴやデトロイトテクノへの敬愛も含まれており、あらゆる音楽への寄与を表現したものとなった。Theo Parrish やOmar-Sとともにデトロイトを代表するアーティストであるMad Mikeへのトリビュートとして制作された『The Light』には、彼のデトロイトテクノへの敬愛が表されている。



現在はスイスのdeep houseレーベル「Drumpoet Community」のメンバーとして、精力的に制作活動を行っている。

DJとしては今までに Womb (Tokyo)やTape(Berlin)、APT (NYC), Rex( Paris)、Zukunft (Zurich)といった名だたる有名クラブをはじめ、

オーストラリア・アメリカやイスラエルなどをツアーで回ったQuarion。彼のソウルフルなDJ セットや常に斬新かつ即興でアレンジを加えるライブパフォーマンスには、

10代の頃に経験したサックスやレコードスクラッチから得たインスピレーションが色濃く反映されている。人々に魔法をかけてしまう音楽が彼にはあるのだ。