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Derrick Carter, DJ Sneak, Mark Farina, DJ Heather...『シカゴハウス第二の波』と呼ばれ、世界を股にかけた活躍を見せる彼らが挙ってその腕を絶賛する男、DIZ。

プロデューサーとして『Iz&Diz』や『Greenskeepers』、『Lawnchair Generals』とのプロジェクトによりディープハウスの新たな可能性にチャレンジするかの様な斬新なトラックをリリースし、DJとしてはLondon のfabricやLAのDynagrooveを始め、世界中のクラブ、パーティーでゲストのみならずレジデントとしてプレイ、更には自身のブートレーベル『IGLOO』や『GREENSKEEPERS MUSIC』では彼の幅広く、奥深い音楽に対する愛、知識、そして理解を独特のクラシックネタ使いに落とし込むユーモア溢れるシカゴ・ハウスを聴かせる等、ここ数年の彼は益々充実した活躍を見せてくれている。



音楽の街シカゴに生まれ育ち、JAZZコレクターであった母に影響を受けてSAXプレイヤーとして活動し、わずか14歳の時にDJとしてデビューしたDiz。

19歳の時にDerrick Carter、Mark Farina、そしてGEMINIのSpencer Kinceyと運命的な出会いを果たすと、彼等やJohnny Fiasco、そして後のプロダクションパートナーとなるJoshua(Iz)と共にレジデントパーティーやレーベルの運営、楽曲制作を精力的に行い、現在のシカゴハウスシーンの礎を築いた。

中でも彼はDerrick Careter、Mark Farinaと共に初期から圧倒的なスキルを持っていたことでも知られ、猛者ぞろいのシカゴに於いて強烈な存在感を放ち、正に『DJ of DJs』と言わんばかりのリスペクトをシーンから一身に受けている。



シカゴハウスをそのルーツから知り、永年の経験によって培った研ぎ澄まされた感性とスキルをもって、正にその場で新たな楽曲を構築しているかのような感覚を聴く者にもたらす彼のプレイは、圧倒的なライブ感覚の演出と計算しつくされた展開という、ともすれば相反しかねない要素を兼ね備え、一晩を一つの物語として纏め上げ、必ずフロアを熱狂の渦に引きずり込む。

'07年末にLoveslap!からリリースされたMix CD、『From Home With Love』では、徹底したアンダーグラウンドなセレクションと壮大なストーリーから彼の豪腕の一端を垣間見ることができる。