エレクトロニック・ミュージック特にエレクトロニカを中心に進化し続けるサウンドと、それらの音楽に傾倒する音から生成される映像を取り上げ、創成期からのイノベイターから新鋭クリエイターまでを紹介、発掘することで京都のシーンの活性化を図る目的を持ちつつアート・コンベンション的に不定期に開催するイベント。世界中のエレクトロニカアーティスト&レーベルとのコミュニケーションにより様々なコラボレーションを実現して来ました。
●COH
raster-musicにおいて、Carsten Nicholaiと創立時から活動を共にしてきた、スウェーデン在住の音響エンジニアIvanPavlovソロプロジェクト。実験音響からハウス、テクノまで器用にこなす音楽家であり、これまでraster-notonやmegoを中心にリリース、その他にもEskaton,Staalplaatなど様々なレーベルからリ リースを重ねてきている。また、Coil,LittleAnnieAnxiety,Cyclobe,RichardChartierのコラボレーターでもある。彼の最新プロジェクトである、SOISONGでは、あのPeter Christopherson(元Coil,Throbbing Gristle)と共に活動しており、COHの最新アルバム『COH PLAYS COSEY』ではCosey Fanni Tutti [Throbbing Gristle, Chris & Cosey]とコラボレーションしている。このアルバムは坂本龍一氏主宰レーベル「commmons」よりされ、言葉でのみでは表現できない要素を可聴にしている世界を現出させている。
●PsysEx(shrine.jp)
サイレンスサイエンス、サイセクス。
エレクトロニカファンクネスを再定義しつづけるジャパンマイクロスコピックの雄。daisyworlddiscs、涼音堂茶舖からのアルバムや12k,port,imagined recordsなど上質なレーベルのコンピレーションへの曲提供など多数作品を発表している。
'08年にshrine.jp/underground galleryからリリースされ話題となった4thアルバム"psx_vi"からリミックスシングル12インチが'09年6月リリースされる。
●intext インテクスト
2004年に尾崎祐介と見増勇介により開始されたグループ。2007年より外山央が加わる。様々なアート・プログラムへの参加、イームズの書籍や美術館カタログのデザイン、自費出版物の制作、音響・映像制作など、その活動は幅広い。彼らの表現に通底しているものはデザインである。デザインの特性を様々なメディアに用い、その領域をぶらし、希薄化させる。私たちは、そこに新たな解釈を求められる。ライヴパフォーマンスでは、過去に藤本由紀夫、softpad、PsysExらと共演をしており、そのストイックで独特なアプローチはシーンを超えて話題を呼んでいる。
●DJ Tatsuya (night cruising)
<http://www.myspace.com/tatsuyashimada>
<http://www.cafe-independants.com/NC>
2006年より活動を開始。FMラジオエンジニア,PAなど音に対して独自のアプローチを仕掛けている。主にエレクトロニカ,テクノのDJとして活動中。チルアウトからアッパーまで幅広く対応し、若手ながらジャンルを問わず様々なシーンからの支持を得ている。京都クラブメトロで展開されている京都最大のエレクトロニカの祭典「patchware on demand」や、同じく京都クラブメトロにて平日の開催ながら異常な盛り上がりを見せるテクノパーティ「UNDERMINE」などクオリティの高いイベントに精力的に参加。2008年にはraster-noton 京都公演、2009年にはFENNESZ JAPAN TOUR 京都公演にDJとして参加。また、主に京都CAFE INDEPENDANTS(カフェ・アンデパンダン)を中心に開催されているエレクトロニカイベント「night cruising(ナイトクルージング)」を主宰。シーンの代表から新鋭までさまざまなアーティストを招聘、またDJとして共演を果たしている。
●ekran<http://ekran.jp/>
古舘 健を中心に2008年より京都を拠点に活動。メディアテクノロジーを駆使しつつ、より広い意味での光の構成をテーマにクラブやカフェでの音楽イベントやダンスパフォーマンスなどで演出を行う。2009年のメタモルフォーゼでは会場のデコレーションで参加予定。
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