TIMES 4 HIP HOP #7

■LAMP EYE

『暗闇に向け一発出発進行~』(暗夜行路 / RINO as LAMP EYE='95) の号令は自分達に向けられたメッセージだったのかもしれない。'95高木完氏プロデュースのVORTEXレーベルからの第一弾アーティストとしてRINO,GAMA&DJ YASの3人のグループ・LAMP EYEとしてデビュー。震源地・渋谷から日本語ラップが唸りだすと、数少ない同志達とリンクし瞬く間に全国に飛び火。'96発表の『証言』は、リノの熱意に呼応したユーザロック, ツィギー, G.K.マーヤン, ジブラ, デヴラージ という猛者5人とのぶつかり合いによって時代の焦点を見事に捉えた。その後、LAMP EYEとしては数曲を残すのみで、個々の活動に重きを置く。時を経て、導かれるが如くRINOとDJ YASが再び新作を着手。次世代によるアンサーソング『響言』等を皮切りに'09年6月3日にタイトル『LAMP EYE FLAVA』をドロップした。