「この国の子供たちは皆、この男の詩を読んで大きくなった。」1948年の詩作開始以来、2000編を超える膨大な量の作品を世に送り出し、児童書・教科書から専門書、果てはポルノ雑誌までフォローするほど多岐に渡る作風で、誰もが一度は触れたことのある谷川俊太郎の詩の世界。この現代日本を代表する詩人の作品を、タイプの異なる現在注目の詩人/アーティストたちが、それぞれの解釈/方法で大胆なる再生に挑む。ラストには本人も登場する、大人気朗読イベント『俊読』が2010年メトロ大學へ登場!
●谷川俊太郎 (たにかわ しゅんたろう 詩人)
昭和6年東京生まれ。昭和27年、『文学界』に詩を発表して注目を集め、処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行、みずみずしい感性が高い評価を得る。いまや現代を代表する詩人のひとり。おもな詩集に、『日々の地図』 (読売文学賞受賞)、『ことばあそびうた』、『定義』、『みみをすます』、『よしなしうた』、『世間知ラズ』、『モーツァルトを聴く人』などがある。また、絵本『けんはへっちゃら』、『こっぷ』、『わたし』や、日本翻訳文化賞を受賞した訳詩集『マザーグースのうた』、スヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」シリーズの翻訳、その他、脚本や写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍している。
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