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Deep Grooves

 


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2003年より始動したReal Groovesでは、Space Lab Yellow、Unit、Ageha、Warehouse702,eleven、と会場を変えつつも、ひたすらに、「ココロと体を突き動かす音楽」を追究してきました。より深い音、そして世界観を追究する今回のDeep Groovesでは、Stewart Walkerをゲストに迎え、ディープなtechnoそしてhouseを基調にしたスペシャルライブセットでAirを深く、濃い夜へといざないます。


 


Stewart Walker


アメリカでキャリアをスタートさせ、2003年以降、ドイツ、ベルリンを拠点に活動してきたStewart Walker。Jeff Millsのライブミックスをレコーディングした名盤“Live at the Liquid Room”に多大な影響を受けたというStewartのサウンドはミニマルグルーヴへの探究心の結晶である。1997年にデトロイトのレーベルMatrixよりデビューを果たして以降、これまでに、Tresor、Force Inc、Mille Plateaux、M_nusといった数々の有名レーベルから“Stabiles”、“Reformation Of Negative Space”といった名作を生み出し、一流プロデューサーとしての地位を確かなものにしている。また、2001年に設立した自身のレーベルPersonaは、多様なアーティストの作品のリリースを重ねシーンにおける確かな存在感を放っている。ノートパソコン、コントローラー、DJミキサーという最小限の機材で即興的にトラックを構築していくライブセットでは、フロアーをコントロールする高度なスキルと卓越したセンスを発揮している。2010年には、ライブミュージシャン向けの音楽データ販売サイト itchyclips.comを設立し、10月にはTouaneとの共同製作によるアルバムのリリースを予定するなど、活躍の場、そして形態を押し広げている。


 


Yoshitaca(Fasten Musique Concrete/Metroline)


ロンドンで発足したプロジェクト"Fasten Musique Concrete"のレジデントとして抜擢され、これからのダンスミュージック・シーンをリードしてく次世代型 DJ/プロデューサーとして頭角を現してきているYoshitaca。2003年にDJとしてのキャリアをスタートした彼は、日本が世界に誇るクラブWOMBでサンデー・アフタヌーン・パーティーのレジデントを務めながら、Deep Mariano、Chloe Harrisを始めとする国内外のアーティストと共演し、着実にスキルとキャリアを積み上げてきた。そして、2008年からめざましい勢いで活躍の場を世界へと広げていく。彼の才能に注目したChloe Harrisが、Proton Radioにてホストを務める番組"B-Sides"で彼のミックス・ショーをオン・エアーした事から始まり、彼の楽曲やリ ミックス・ワークが海外レーベルから続々とリリースされ始める。2009年にはAnthony Collins、Camea、Nima Gorji、Radio Slave、Swat Squad といったヨーロッ パのシーンの最前線で活躍するアーティストと共演。彼のプロダクションもレヴェル・アップし、UKの新鋭レーベルMetrolineからリ リースされた”Musique Concrete EP”は、Anthony Collins、Agaric、Elon、 Masomenos、Matt Tolfrey、Mr Gといったアーティストに絶賛され、話題となる。ハウスを軸にエレクトロニック・ミュージックへ多角的なアプローチを試み る、彼のカッティングエッジでスタイリッシュなサウンドとグルーヴは、クラウ ドだけでなく多くのDJからも支持を集めている。 ロンドンで活動するJun Akimotoと共にFasten Musique Concreteの双璧を成す、 その実力と存在感を着実に東京からヨーロッパ、そして、世界へと示していくだろう。


 


Nino (UNDERGRAM / Real Grooves / Trenton Records) / 日本、東京


www.myspace.com/ninoundergram


UNDERGRAMのA&Rにしてレジデントを務めるNinoは、10代の頃にはグラインドコアやファストコアといったパンクスカルチャーにのめり込んでいたが、たまたま訪れたLondonにて体験したスクワット・パーティーにて衝撃を受け、ダンスミュージックカルチャーへと足を踏み入れる事となる。アナログの良さを十分に理解した上でのAbleton Liveを駆使したデジタルマルチトラックDJセットは、荒削りながらも絶対的なパワーを持った一癖も二癖もあるインディーサウンドを変幻自在に操り、自作のサウンドLOOPやノイズ、FX等を随所にちりばめて、全く新しいグルーブを作り出していく。DJでありながらLiveの様な緊張感と即興性を重視した唯一無二のセットを披露する事をテーマに、彼の音楽探求は決して終わらない。