暑かった夏の名残りが消える頃、AIRにはもう一度熱い季節がやってくる。2001年のオープン以来、9回目を数えるアニバーサリーパーティ。祝祭の2デイズに、今年も興奮を約束するアーティスト・ラインアップが出揃った。一夜目は、AIRが誇るオールスター・レジデントDJたちの刺激的な競演。メインフロアでは週末を、ラウンジではウィークデイを盛りあげる豪華な面々が、ふだんは絶対に実現しないコラボレーションを繰り広げる。同じくふだんは融合しないクラウドたちが溶け合い、どんなエネルギーが空間に発散されていくのか。予測不能な熱狂に、身体ごと飛び込んでほしい。そして二夜目に登場するのは、世界を席巻するニューハウスムーブメントの旗手、INNERVISIONSのDIXONだ。DERRICK MAY、FRANCOIS.Kに続くAIRコラボレーションCD第3弾のリリースも記念した、ダブルメモリアルパーティ。素晴らしい仕上がりとなったCDとはまた一味違う、渾身のロングセットに激しく酔いしれよ!
■KAORU INOUE (SEED AND GROUND)
"groundrhythm"レジデントDJ。レーベルSEEDS AND GROUND主宰。94年よりchari chari名義で音楽制作をスタート、UKのPUSSYFOOTからリリースを重ね、99年1stアルバム「spring to summer」を発表。以降、リリース作品、リミックスは多岐に渡る。現在DJの他、AURORAとしても活動中。本人名義のフルアルバム「Sacred Days」を今年8月にリリース。
■SHOTARO MAEDA
"EDEN"レジデントDJ。90年代初頭にDJキャリアをスタート。テック/ミニマルハウスにディープハウスなどを織り交ぜ、ファンクを基調としたうねりのあるグルーヴでジャンルを超越していくスタイルは唯一無二。深い音楽知識に裏打ちされた選曲で、独創的な音楽旅行を構築していく。8年目を迎えたロングランパーティ"EDEN"の主宰であり、現在進行形東京アンダーグラウンドシーンの最重要アイコン。
■SUGIURUMN
"HOUSE BEAT"レジデントDJ。パワフルで熱く、シーンの最前線を常に意識したDJスタイル。2006年には世界最高峰のクラブPacha IbizaのミックスCDのDJに選ばれ、4000人のクラウドをロック、その後3年連続ミックスCDを手掛ける。活動10周年を迎えた09年、自身初のベスト盤「Do You Remember That Night?」を発表。世界最先端のハウスシーンと常にリンクする稀有なアーティストである。
■☆TAKU TAKAHASHI (m-flo | TCY Recordings)
"TACHYTELIC"レジデントDJ。レーベルTCY Recordings主宰。m-floでの活動の他、国内外様々なアーティストへの楽曲提供や、プロデュース、リミックスワークも盛んに行なっている。現在は自身のソロ作品の楽曲制作も行っており、m-floの音楽性とは違った一面を見る事が出来る。DJでも国内はもとより海外からのオファーも多く、精力的に活動の場を広げている。
■中田ヤスタカ (capsule)
自身のユニットcapsuleをメインに活動。08年リリースのアルバム「MORE!MORE!MORE!」は、自己最高のセールスを更新中。 ハウス、エレクトロ、ロック、ディスコ、パンク等、独自のサウンドセンスは高い評価を得ている。昨今、Perfume、MEG、Clazziquai Projectなどのプロデューサー/リミキサーとしても活躍。 DJ活動もクラブイベントからアパレル系パーティまでオファー多数。
■OFF THE ROCKER (Shinichi Osawa + Masatoshi Uemura)
"RAD"レジデントDJ。大沢伸一とサウンド、プレイ的に共鳴しあうbonjour recordsの上村真俊によるDJデュオ。一曲づつ交互にスピンするバックトゥバックスタイルは、それぞれのソロによるプレイより、さらに凶暴性や破壊力が増しフロアを完璧にロックする。『OFF THE ROCKER』とは『イカレてる』というスラングとROCKなDJスタイルのダブルミーニング。
■THE LOWBROWS (LINDATUNE)
"WWW"レジデントDJ。CHAKI、EMIにより2005年に活動開始。錆びついた音を効かせた鬼気迫るサウンドでエッジーな存在感を放つ。徹底的に拘ったアートワークとそのサウンドで無比の世界観を構築する東京発の気鋭エレクトロ・デュオ。海外でも高い評価を受けリミックスワークにも定評があり、国内外のアーティストからオファーが殺到。DJとしても着実にシーンの中の存在感を増しつつある。