●KARIZMA
Basement BoysクルーとしてDJ Spenと共に、長きにわたり活躍し、ハウスのヒット曲を量産してきたKARIZMA。しかし、2006年に発表した"Twyst This"の大ブレイクをきっかけに、ソロとして一躍注目を浴びるようになる。その後、デビューアルバム"a mind of its own"、セカンドアルバム"a mind of its own V.2.0"をリリース。最近では、Strictly RhythmからミックスCD "Strictly Miami"を手掛けるほか、Dennis Ferrerの大ヒットアンセム、"Hey Hey"のリミックスをKaytronik名義で手掛けるなど話題となっている。強烈なインパクトを持つ彼のプロダクションは、ライブ感を内包し、テックでありながらソウルフルで、どのジャンルにもカテゴライズされない独自性を宿している。そのサウンドスタイルはGilles Peterson、Timmy Regisford、Quentin Harris、Louie Vega、DJ Spinna、Tony Humphries、Dennis Ferrerなどダンスミュージック界のレジェンドからホープまでが絶賛。また、イギリスでダブ・ステップと共に盛り上がりを見せるシーン、UKファンキーのルーツ的存在として神格化されている。
そして、KARIZMAのもう一つの魅力・・・DJ、表現者としての才能である。ガラージ、クラシック~テッキーなハウス、ジャズまでをCDJ3台駆使し、楽器を扱うかの様に演奏。ライブさながらに音楽をリアルタイムで構築していく姿は、フロアに「衝撃」の二文字を刻み込む。先日開催されたPioneer DJ主催のジャパンツアーでは、最新ミキサーDJM-2000の可能性を極限まで引き出し、全国7都市9会場をロックした。しかし、KARIZMAのDJとしての本当の魅力は、新しいテクノロジーやトリックを駆使しながら、ダンスミュージックに込められたメッセージを、絶妙なグルーヴに乗せてフロアに届けるスピリットであるということを忘れてはならない。http://kaytronik.com/k2/jp
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