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RODA #02 with MERKUR SCHALLPLATTEN

■Shingo Suwa
2004年頃からトラックメイクとDJを始め、2005年末頃からプロジェクトに専念する為にベルリンに拠点を移動。2007年夏以降からは Maria、Bar25などのクラブやバー、旧東ベルリンの廃墟、工場跡地など至る場所でのイリーガルパーティにてパフォーマンスを経験。そして2008年には、ベルリンでも気鋭のディストリビューター/レーベルで知られる[Diamonds and Pearls Music]配給のもとで、自身のレーベル[Merkur Schallplatten]を開始。オリジナリティとサウンドクオリティを重視しつつ、バイナルオンリーのリリースというスタイルにて2010年現在までEPを3枚リリース。[Perc Trax] [Beyond]などのレーベルから作品を発表しているGonno、そして [Alpha House] [Enriven Music] [Sud Electroniq]からリリースを重ねるKai aka Kaitaro Nakajimaも参加し、徐々に評価が高まってきている。そして今回、新たに「Mer 04 EP」がリリースされる。また、ベルリン発のディスコ~ハウスリエディットプロジェクトである"House mannequin"を、2009年上半期にAkirahawksと共に開始。今までに2枚のEPを限定300枚、ホワイト盤にスタンプのみというリリース関わらず、コアな層からは熱く支持 されている。一風変わったディスコ~ハウスのリエディットという手法は、Shingo Suwaの新たな一面を垣間見せている。こちらのレーベルからも間もなく「House Mannequin EP 3」がリリース予定。
 
■DJ WADA
「あまりにも長くDJをやりすぎて、生活がDJになってしまった。DJ抜きの生活は考えられない」(「ele-king」誌 1998年10,11月号インタビューより)80年代初頭、六本木のディスコよりDJとしての活動をスタートし、現在そのキャリアは約30年を超えるDJ WADA。その豊富な現場での経験から来る、一見しただけでは説明できないほど複雑なEQの操作と巧みなフェーダーさばきに代表される正確無比なテクニックは、筋金入りのパーティー・フリークや同業者であるDJ達からも熱い支持を受ける。Heigo TaniとのCo-Fusion、Atomといったアーティスト活動においても、シーンの中で欠かせない存在。2009年10月にはソロ・ニューアルバム「ONE」をリリース。
 
■GONNO
05年に[WC Recordings]よりファーストアルバム『My Existence』、イギリスの[Re-Active]より「Hammersmith EP」でデビューし、06年にはイギリスの[Perc Trax]から「WC Succession EP」、Stian Klo「Timanfaya」のリミックスがヨーロッパで大ヒット。07年にはベルリン公演を"Bar25"等で敢行、以降09年まで毎年ベルリンでのツアーを繰り返している。08年には[Beyond Recordings]からのEP「I Don't Need Competition」が、僅かなメディア露出にも関わらず、ヨーロッパ各地のビッグDJにサポートされ、ドイツのクラブ情報誌「Groove Magazine」や「De:Bug」でも"新世代デトロイトテクノ"等と絶賛された。ミニマル/エレクトロ以降のダンスミュージックとして今新たな注目を集めており、最近では5月にリリースされた[Merkur Schallplatten]より3枚目のEP「Merkur 3」が好評を得ている。
 
■ya'man
1995年にDJ活動を始め、現在青山OATHで偶数月の第3土曜日に開催されるAGHARTA、他の県を含む大小様々なパーティ・イベントに参加、出演している。もはや円熟の域にまで達した絶妙のグルーヴを聴かないのは完全に損であると言い切れる。時間も場所も選ばない。タファーとして快楽をラジカルに包括したかのような豊かな表現力。それは概して多幸感とダンスを育み、営み、また、駆け抜けるのである。