最上級にスモーキー&ドープな夜、日本インディペンデント・ミュージック・シーンの牙城、KURANAKA 1945率いる〈ZETTAI-MU〉が発祥の地である京都に! 今年4月には〈SonarSound Tokyo 2011〉のため来日したバトルズやフライング・ロータス、コード9らを迎えて大阪・名村造船所跡地で〈ZETTAI-MU "springup"〉を開催、最高の時間へと導いたばかりの、日本の誇るベスト・パーティーのひとつだ。ダブ〜UKニュールーツもドラムンベースもダブ ステップもブレイクビーツもドープ・ヒップホップもテクノも飲み込み、類を見ないほどの強度と深度を誇っている“レベル・ミュージック”の集合地。この日 はO.N.OとKODAMA KAZUFUMIという(フェス以外では)ありそうでない並びを用意した。THA BLUE HERBのトラックメイカーであり、ソロでの“マシン・ライブ”は熱狂と解放のフロアを生み出すO.N.O、伝説のMUTE BEATの首謀者(2011年5月にリマスター盤とグラディとの伝説のライブDVD、PUSHIMやH-MAN等とのチャリティーソング"This Moment"の発売がインフォメーションされている)レゲエがネクスト・レベルに向かい扉を開ける瞬間、そこには常に彼がいた。孤独を湛えた音色と無垢 なメロディが奏でる静かなアジテーション。それを支えるタフでファットなリディム。すべてが真摯なメッセージを放ち、こだまの息吹はやさしく美しく、どこ までも響きわたる!そこに怒濤の重低音で身体も記憶も震わせるKURANAKA 1945、という三者三様の絡み合うその先は…。 この〈ZETTAI-MU in KYOTO〉、今後もワールドで偶数月第一金曜にレギュラー開催決定!! (中谷琢弥/ライター)
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