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RAFDEMA

2013年、深夜の公演が全国的に規制され、ひいては、音楽で体を動かす=ダンス まで人の目を気にする時代に私達はいま立っています。

そんなものに影響されなかった時代(といっても数年前)には知らないものが沢山あって、本当に様々な人がそこには居て、語り継がれている伝説といわれている空間やLIVE、色々な物事が始まっていった。(今も少しずつ、状況は良い方向に向かっているが)パーティーにはもっと夢があった様に思います。

今では考えにくいほどの文化の坩堝があり、自分を含めたまだ何者でもない者が節操なく潜り込んでも構わないといった寛大さまであった「パーティー」。

音楽と出会う環境が変わった今、時代が変わり、音楽を奏でる側=アーティストも、音楽を聴く側=オーディエンスも変わらなければいけないと思います。

かつての様に求心力のあるカルチャー・シーンに引き寄せられるだけの「受け身」の楽しみ方だけでは何も起こる気配はなく、とはいえ、黙ってそれに頭を垂れる訳にもいかない。だって、退屈していたらこんな世の中乗り切れないと思います。

音楽の力で過去に人生を180度かえられた私達。その瞬間、確かに同じ場所にいた多くの人達。
過去と現在は地続きのはずなのに、まるで断絶されてしまっているかの様な今、もう一度最高に素敵なものから、最高に無駄なものまでひっくるめて集い、パーティを取り戻した時に始めて何かが?始まるのでは??
としか思えない訳です。

まだ見ぬ未来に夢見ることは、本当に難しい。

だから、そのきっかけを作りたい。

白昼堂々パーティーを始めよう。

4.29.2013 RAFDEMA