リオ、イビザ、プーラ、リミニ、パンガン、マイアミ
世界中のパーティーフリークが集まるリゾート地は
鳴り止まないハンドクラップ、リディム、そしてグルーブが渦巻く楽園だゲットーサウンド、ベースミュージックと呼ばれて久しい攻撃的なダンスミュージックもその本質はとても豊楽的でカーニバルサウンド。
いまや、ハウスミュージックとの親和性をもってエレガントな側面をもちはじめている。
NYC、老舗ハウスパーティーDEEP SPACE、Francois K.による打ち出しは最も如実だろうDEEPMEDI.のハードコアなダブ、ダブステップを作るDJはBPMのチューンナップによってより深淵と導くディープグルーブを生み出したと言える。
1トラック単位のダンスホール的な解釈からくる爆弾投下のようなテンションは
さらに、ミックステクニックを経て境界線を軽々と超えていったのだ
件のBrankoもその母体である攻勢ベースミュージックバンド、
ブラカソンシステマのメインプロデュースから見えた世界中のグルーブを
中南米、さらにはホームであるポルトガルの灼熱的カーニバルサウンドに落とし込みソロプロジェクトとして所属したMAD DECENTから連発するフリーサウンドは
どれも原石的でアクの強い各国のヴォーカリストとタッグを組んだ結果
シリアスな空気をはらんだ、しかし非常にエレガントで誰も聴いたことのない
”楽園のゲットーサウンド”を生み出した。
今回のグッドウェザーは、進化し続けるベースミュージックの最も欧州的なアプローチ
いまだ、サウンドリゾートの見えない日本において、丁度イビザが本格的にオープンするタイミングにどこよりも早く、どこよりも激しく。
そして、どこにも属さない、新しいサウンドの楽園を目指したい。
Branko
Branko(EX J-Wow)はBuraka Som Sistemaのメインプロデューサである
このリスボンを拠点にするグループは、2008年11月にデビューアルバム
”BLACK DIAMOND”をリリースし主要レビュー誌による絶賛の評価を得、
一気にダンスミュージックの中核に躍り出た。
2011年に2枚目のアルバム、”KOMBA"でさらにその波は大きくなる。
Brankoはその多忙な中、ツアー中であっても製作の欲求を広げ
ついにソロワークによってあらたな展望を見いだすことになる。
そのソロワークは決して180度違うというわけではなく
もっと今までのイメージから脱却した自由で肩の力の抜けた
アプローチを試みている、Burakaでは、リズムやビートの構成で
始まるが、このソロワークはもっとメロディとループによるグルーブを
優先している、そして彼自身がこの10年間のツアーや旅行で得た
ゲットーミュージックへの可能性をさらに通常のチャンネルでは
なかなか見つけることの出来ない原石のアーティストを起用することによって
できるだけ多くの”個人だから出来る挑戦的なアウトプット”を可能にしている。
例えば、MAD DECENTへの所属からフリーダウンロードを活発化し
"GOING in HARD"ではアメリカで最も注目されている
フィメールラッパーの1人、Dominique Young Uniqueをフューチャーし
また彼個人のレーベル”Enchufada”による作品はどれも
”エレガントながらも、ハードなゲットーサウンド”と評されている。
2013年はソロワークの成熟をむかえる重要な年になるだろう
独特で中毒性を呼ぶ世界中のゲットーサウンドが入り交じったトラックと
羅列するだけでも強烈なキャラクターのアーティストとコラボし
8トラックの長いミックステープ、 “Drums Slums & Hums,” を
4月2日に発表、そのキャストはZebra Katz, Ezekiel, Njena Reddd Foxxx,
Dominique Young Unique, Compadre, Okmalumkoolkatと
ヴォーカルワークが特にアクのあるメンツで構成され、
その、どのジャンルにも属さない、しかし、非常にインターナショナルで
強烈、かつ攻撃的なサウンドはやはりBuraka経由からでも
感じる、Brankoの一貫したメッセージになっている。
https://soundcloud.com/brankoofficial
https://www.facebook.com/brankooficial
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