ネッド・コレットは、世界で最も得体の知れない、オリジナルでアウトサイダーなシンガーソングライターの一人としての地位を確立しつつある。R・スティーヴィー・ムーアからレナード・コーエン、果てはゴーストフェイス・キラまで、実にさまざまなアーティストと比較される彼の音楽は、即座に定義することは難しいが、一聴してそれと分かる豊かな独創性を備えている。スパニッシュ・ギター、エレクトリック・ギター、ダンスビート、ミュージック・コンクレート、エレクトロニック・サウンドスケープ、そしてコレットの深い歌詞の情景、これらすべてが同居する独自の音世界を、永年のコラボレーターであるエクペリメンタル・パーカッショニストのジョー・タリアと共に構築してきた。ネッド・コレット・アンド・ワイヤーウォーカーの最新アルバム『2』は、2012年、ファイヤー・レコード/ディスク・ユニオンからリリースされた。(Wirewalkerの他メンバーが欠席し、)基本的にはコレットとタリアのデュオ作品となった本作は、ほぼ満場一致の賞賛を受け、彼らはヨーロッパ・オーストラリアツアーを行った。二人は共にメルボルン出身だが、現在はベルリン、東京、そして地元のメルボルンと、世界を飛び越えたコラボーレーションに取り組んでいる。今回の初来日ツアーでは、マイパルフットフットの創設メンバー、河野祐子がベーシストとして参加する。タリアは今年、初めての日本ツアーでジム・オルークや灰野敬二らと共演済み、コレットは、活動拠点のベルリンで新しいアルバムの制作を終えている。
Presented by Fire Records & Disk Union
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