昭和88年、日本。
インターネットの発達により
人々は自由と繁栄を手に入れたと誰もが思った。
しかし、その仮想空間に閉ざされた人々は
現実世界において多様性を失い
偽りの自由を謳歌した。
政治、言論、サブカルチャーさえも行き場をなくし
偽りのアジテーターたちが跳梁する「死の街」が点在
そこにはカルト的な崇拝があった。
文明は荒廃した。
死の扇動者らに対抗すべく
音の発掘を道楽とする一部のマイノリティは
人々の失くした聴覚、
そして視覚に訴えかけるイベント推進部隊を発足。
通称“TeKtroniCs”の誕生である。
失われた音と空間を取り戻すことはできるのか
もとより
この音と空間は仮想なのか
現実なのか
貴方自身が洞察せよ
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