時計じかけのテクノ
正確無比なミックスによって深く陶酔的なグルーヴを幾重にも構築し、その隙間を継ぐように様々な音のテクスチャーを散りばめて、ありとあらゆるスイートスポットを刺激し続ける。まるであらかじめ組み上げた地盤と歯車が作用し続けているかのような構造的展開と、それに沿って昇降するオーディエンスのムードの交差は、ひたすらにドラマティックであり、Berghain不動のレジデントであるBen Klockにしか描けない真なるテクノ世界だ。約1年ぶりの来日と共に、遂にStudioのブースに立つ彼は、テクノの現在地へと日本を誘うだろう。
一緒に空間を作り上げるのは、今年は国内外のレーベルから積極的にリリースを行っているWata Igarashi。Contactエリアには、今年2月にDon Williams主宰のMojubaから5年ぶりのアルバム「Lost Land」をリリースしたSTEREOCiTI、7月にOstgut TonからNick Höppnerとの共作EPをリリースしたGonno、今年からContactにてレギュラーパーティーMOTORPOOLを主宰しているDSKEといった面々が集結する。
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