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rural presents Amber

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今夏、雲の上のダンスフロアに鮮烈なドラマを生み出し、人々の記憶に足跡を残した”rural 2017”。
2009年、ほんの数十名の規模で始まったこのオープンエアパーティは、常に最新鋭の音を求めてアップデートを重ね、今や国内外から電子音楽フリークが集う祭典となった。

年の瀬の足音が迫るころ、ruralは次なる10年への布石となるパーティを開催する。
その幕開けは、Unitフロアをライヴ・インスタレーションの場に仕立て上げるという、斬新な試行によって飾られる。仕掛け人となるのは、rural 2017にて霧立つ山の朝をスロウなビートと色彩で染め上げたLena Willikensと、映像作家の盟友Sarah Szczesny。2人はアートプロジェクト”Phantom Kino Ballett"として、電子音楽とプロジェクション(投影技術)、スカルプチュア(立体作品)を融合させた新感覚のライヴパフォーマンスを披露する。
ボディミュージックとダンスの接点を追究し続けてきたLenaにとって、聴覚・視覚・物質・肉体の結びつきを主題とするこの取り組みは、これまでのキャリアの集大成と言えるものだ。

音とカラダを結びつける空間芸術に酔いしれた後は、ダンサブルな夜更けが訪れる。
Unitフロアでは、LenaのソロでのDJセットに加え、サンフランシスコ屈指の女性DJ Mozhganを招聘。初来日となる彼女は、rural 2017のサンセットタイムを演出したSolarとともに、同地の人気パーティ"We Are Monsters"のレジデントとして長らくフロアを沸かせてきた確かな腕の持ち主だ。
国内からは、近年の活躍も目覚ましい歌姫 Sapphire Slowsが登場する。

Saloonフロアでは、Mozhganとも親交が深いサンフランシスコのローカルヒーロー Richie Panic & Corey Sizemoreのデュオ"Lights Down Low”が、同じく本邦で初めてブースに立つ。上下階どちらのフロアでも、西海岸シーンの熱気を感じることができそうだ。
彼らを迎え撃つのは、アブストラクトかつ頭蓋に響くようなサウンドで聴衆をハメ倒すDJ YAZI。加えて、これまでruralで活躍してきた面々はもちろん、新たな顔ぶれの参加も決定している。多様な個性が交錯することで、面白い化学反応が見られることだろう。

今までもこれからも挑戦を続けるパーティの大きな節目として、相応しいラインナップが出揃った。新たな夜明けへの期待を胸に、踊り明かそう。