今から25年前の1993年、「LGBT」という言葉が全く浸透していなかった時代。伝説のクラブ“芝浦GOLD”がセクシャリティやジェンダーを問わずクールな大人の遊び場だった頃、東京のクラブシーンを代表するゲイミックスパーティ<the RING>が誕生した。
ファッショナブルなドラァグクイーンやセクシーなゴーゴーボーイが彩るステージは見る者すべてを魅了し、華やかで刺激的なこのダンスミュージックパーティは不動の人気を獲得していた。同時期、ゲイのための総合情報誌『Badi』が創刊(過去の編集者には、マツコ・デラックスやブルボンヌも在籍)。2018年の今年、<the RING>と共に25周年を迎え、このアニヴァーサリー・イヤーを祝して両者がガッチリとタッグを結成。恵比寿リキッドルームで年末を飾るにふさわしいスペシャルなダンスパーティを開催する。
この記念すべき一夜に、1990年代から2000年代にかけて東京のゲイクラブシーンを彩ってきた数々のクラブパーティ<RED>、<PASSION>、<CROSSOVER>も協力を表明した。
<the RING>1回目開催でDJを務めた、日本ハウスシーンの重鎮“KING OF HOUSE”ことDJ EMMAを筆頭に、ミッツ・マングローブ、ギャランティーク和恵、メイリー・ムーからなる女装シンガー音楽ユニット“星屑スキャット”や“八方不美人”など、クラブシーンやLGBTカルチャーを牽引するDJ、妖艶なドラァグクイーン、刺激的なセクシーゴーゴーダンサーが多数集結し、ファビュラスでスペクタルな一夜になることは間違いない。
昔を懐かしみつつも新たな時代へシフトしていく、まさに“生きる伝説”とも言える<the RING>の完全復活。「クラブ黄金期」と言われた90年代にバリバリ遊んでいた世代はもちろん、<the RING>を知らない若い世代や、ノンケの方も大歓迎。この機会にぜひ、感度の高いハウスミュージックで踊り明かし、伝説的ゲイミックスパーティを体感してほしい。
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