Rahaan -Chicago-
Sadar Baharと並び、シカゴのアンダーグラウンドのヴァイヴスを世界へ届けるディスコDJ。1988年、Chuck BrothersクルーとしてDJのキャリアをスタートさせ、地元シカゴを中心に活躍。その後も数々のクラブでレジデントを務め、キャリアを着実に積み上げていく。Ron Hardyの意志を継承し、ソウル/ディスコ/ガラージ/ジャズ/ディープハウス等を織り交ぜ、黒く深さのある猥雑な選曲と荒々しくも魂のこもったミキシング、イコライジングのスキルを駆使したDJプレイが人気を呼び、イギリス/アムステルダム/ベルギー/イングランド/スペイン/スコットランド等ヨーロッパ各地を中心に定期的にツアーをおこなっている。2011年にはUKのSpacemachine Recordingsよりアルバム『Rahaan Edits』をリリース。本作は、自身がDJプレイで使用するアンリリースドなリエディット楽曲などによって構成された作品として仕上げられ、Theo Parrishらに絶賛された。2013年には『Rahaan Muzik Presents The Party Edits』を発表。前作同様、全10曲のプライベート・エディット音源が収録され、シカゴのみならずヨーロッパのディスコヘッズをも虜にした。また、2015年にはDekmantelポッドキャストの008番を担当。色彩豊かで煌びやかなDJミックスを披露した。さらに2019年にはLocal Talk傘下のGAMMからPrinceのエディットトラックをリリース。原曲の良さを十分に生かしたレア・ディスコ、リエディットなどの良質な作品を今なお多数手掛ける、まさにシカゴのエディット・キングと言えるだろう。
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