『現行NYブルックリンで最前線のレイヴパーティSustain-ReleaseのサテライトイベントがS-R Tokyo 2.0として約2年半の時を経てContact Tokyoのクロージング前に帰還!!』
前回開催2020年1月末の数週間後から世界は終わりの見えないパンデミックの渦中へ入っていく。
人を集めることで意義を為すレイヴやダンス・ミュージックシーンはその価値のあり方の再考を余儀なくされている。もちろんこの状況にならなければ出てこないような素晴らしいアイデアでコミュニティーとの関係性を継続する多大な努力やサポートが見られたのも事実である。
S-R Tokyoのテーマでもある、”閉塞的な世の中で、NYと東京、2つの都市を結ぶアンダーグラウンド・シーンのつながりを重視し、東京でいま新たな音楽体験ができるエクスチェンジ企画”というものは物理的には閉ざされてしまう。
その間にもBlack Lives Matter、アメリカ大統領選挙、入国管理局問題、戦争、社会が抱えている問題が浮き彫りになる出来事が際限なく起きている。そしてアンダーグラウンド・シーンはこれらの問題に真っ向から向き合い、屈折することなく、新たなアーティストやアイディアに焦点を当てるチャンスとして捉えた。集まることが困難になり一人の時間が増えたことから、アンビエント・ミュージックの意義は再び更新され、これまで重視されなかったマイノリティのアーティストはたくさんの自主リリースなどを経てやっと注目を浴びることとなった。これらの新しい動きは次の世代のプロデューサーやDJへの刺激となり、ついに世界中のダンスフロアへと広まりつつある。
この約2年半、あらゆるチャンスを探索し続けてきたが、困難が続いている。それでも信じ続け、万感の思いを秘めて、2022年6月S-Rクルーにとって、特別な場所である東京と遂に再会を果たす。
この閉塞的な世の中で、NYと東京、2つの都市を結ぶアンダーグラウンド・シーンのつながりを重視し、東京でいま新たなダンスパーティを体験できるエクスチェンジ企画!!2014年にスタートしたSustain-Release(サステイン・リリース)は、NYCの北部アップステートのキャンプ場を舞台に、ブルックリンのローカルDJがラインナップされたNYで唯一無二のレイヴパーティ。毎年、ゲストにはインターナショナルに活躍するDVS1、DJ Stingrey、DJ Sprinkles、Lena Willikens、Kassem Mosse、Legowelt、Josey Rebelle、Courtesy、Batu、Jane Fitz、CCL、Eris Drew & Octo Octaなどのアーティスト、日本勢にはDJ Nobu、Wata Igarashi、 Powder、Chris SSGなどのアーティストをSustain-Releaseならではの審美眼でセレクトしてきた。オーガナイザーは、ブルックリンを拠点に世界で活躍するDJ/プロデューサーのAurora Halal。今年で8年目を迎えるSustain-Releaseは、RA 月間 Festivals TOP10で4年連続1位を獲得するほど高く評価されている。さらに、暴力や差別、不快な行為を一切禁止し、オーディエンスとともに作り上げるセーフティな空間も人気の理由なのだろう。その環境を守るがゆえに、パーティへの参加は完全招待制、チケットは1000人限定という制限を設けながらも発売と同時に秒殺でソールドアウトする、スペシャルなレイヴができあがった。
S-R Tokyo 2.0のメインフロアオープニングには、ロンドン在住経験を持ち、OpenやGrassroots、リアルな東京アンダーグラウンドベニューからBerlin AtonalやNYのパーティまでインターナショナルに活躍するLil Mofoで幕を開ける。次に登場するのは昨年、〈Hyperdub〉、〈Will records〉からリリースした、もはや説明無用のトラックメーカーFoodmanが予測不能なライヴセットでフロアを狂気の渦に巻き込む。4年ぶりの来日、日本でも圧倒的な人気を誇り、NYはAnthony NaplesとDJ’Jの〈Incienso records〉からのリリース「Plonk」も大絶賛、そのサウンドは止まることなく進化し続ける主宰Huerco S.が待望の凱旋。そしてクロージングにはSustain-Release主宰、Aurora Halalが堂々のロングセットで締めくくる。Contactフロアでは、NYのAceMo、Moma Ready、 DJ Swishaと共に現行のシーンをリードする超新星Kush Jonesが初来日を果たす。シカゴ・フットワーク、ジャージー・クラブといったサウンドをネクストレベルまで進化させたいまのUSベースミュージックで土曜日のContactフロアを締め括る。日本各所を飛び回り、下北沢の新ベニューSpreadのプロデュースや〈FLATTOP〉主宰YELLOWUHURUがサイケデリックなハウスセットを繰り広げる。そしてNYのSustain-Releaseにも出演し、名門レーベル〈The Trillogy Tapes〉からもリリースするDJ Trysteroが去年に引き続き登場。日本を代表するクルーとなったCYKから、独自の視点でクラブシーンに新しい価値観を吹き込むキーパーソンKotsuがオープニングを務める。サード・フロアであるFoyerでは、日本のクラブシーンでもより自由な感覚を持ち、独自な手法で国内外への繋がりを展開しているDJ陣をラインナップ。まずは、NYに滞在し、Brooklynの〈Loveless Records〉、中国の〈FunctionLab〉や 数々のセルフリリースを重ね、テクノからジャングル、ブレークビーツまでの要素を融合させたスタイルを追求する T5UMUT5UMU。人間性豊かな環境をクラブカルチャーに取り入れるべくという重要なコンセプトを元に活動する東京拠点のクルーetherの共同オーガナイザー、Loci + sudden star。アンダーグラウンドベニューを中心にしっかりとしたハウス マナーで魅了するDJ/トラックメーカーのK-yam。多国籍なジャンルを自在にコントロールし、特異なグルーヴを作り上げるsuimin、LGBTQコミュニティーにも深い繋がりを持ち、K-ポップ、ラップ、 R&B、ダンスホール、ハウス、UKサウンドなどのジャン ルを自在にブレンドするHibi Blissが登場する。
今年のS-R Tokyo 2.0は二日間の開催となるが、日曜日のアフタヌーンパーティのメインフロアには、NYのSustain Releaseでの約9時間にもおよぶ伝説的なクロージングセットやNYのMister Saturdaysが運営するクラブNowadaysでのオールナイトセットなどロングセットを真骨頂とする、レーベル〈Acting Press〉主宰、謎めいたDJ/プロデューサーPLO ManとカナダはVancouverのレーベル〈Mood Hut〉からHashman DeejayがB2Bオールデイロングセットを披露。
Contact Floorでは、S-R Tokyoシリーズの陰の立役者、Aurora HalalやDJ Pythonの初来日公演などNYと東京のシーンを密に繋げてきたDJ Healthyがオープニングを務める。NY在住経験があり、野外レイヴ「Rural」への出演や、数々の海外アーティストと共演してきた、ディープなグルーヴを丁寧なミックスで紡ぐASYLが二番手で登場。そして、クロージングは、Sustain Releaseとも共通するコンセプト"すべての人が安心してオープンに楽しめる空間"を掲げ、あらゆるセクシャリティを歓迎するレイヴSLICK主宰、止まることのない活躍を見せるMari Sakuraiが担当する。
また会場では、去年に引き続き、これまで幾度もSustain Releaseのマーチャンタイズを手がけ、不定期に販売されるブートアイテムが毎回即完売するなどカルト的な支持を集めるNYのプリントマスターズBOOT BOYZ BIZと、”ラブ コンテンポラリー テクノ”を社訓に世界から注目を集める刺繍カルテル 葵産業のクロスオーバーによって作られるマーチャンタイズを販売。
こちらも去年に引き続き新鋭ネオンアーティストのWakuが手がけるネオンが展示されるなど、今回のS-R Tokyo 2.0も深い繋がりを元に、東京でしか起こりえないスペシャルな一夜となるだろう。
2Day Pass Ticket
https://contacttokyo.zaiko.io/item/348130
'S-R Tokyo 2.0' day 1
https://clubberia.com/ja/events/295790/
Open 4PM - Close 11PM
¥2000 Unser 23
¥2000 Before 5PM
¥2250 Advance
¥2500 GH Members
¥2500 w/ Flyer
¥3000 Door
¥5000 2Day Pass Ticket
EVENTS