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Cold Delight #2

『アヴァンギャルドとクラシカルが同居するダーク&コールドな祭典』

コールドウェイヴやミニマルシンセ、ポストパンク、インダストリアル/ノイズ・シーンのグレイトが集い、脳と体を痺れさせるほどの空間を描く。70年代後半から今に至るまで、世界中で脈々と受け継がれてきたオブスキュアなエレクトロニック・ミュージックにおいて、オリジナル・シーンと親交を持つ本格的なアーティスト/DJをブッキングすることを目的としてスタートしたCold Delight。今回も、国内外でトピックとなっている6組のライヴアクトと、強い個性をもつDJが揃った。
2月、ドイツのアートレーベル〈Objetrouvé〉から発表されたスプリットLP「SYNTH IN JAPAN」は、ミニマルシンセの孤高Soloist Anti Pop Totalizationのこれまでの集約からさらに更新された7トラックと、パリ〈MACADAM MAMBO〉からの異端のアルバムでも注目を集めた、今回東京初パフォーマンスとなるアシッドテクノ/シンセポップの鬼才Jin Cromanyonの5トラックによって構成されている。今作を引っさげた両者のパフォーマンスが、最先端を体験する格好のチャンスになるのは言うまでもない。FUJI ROCK FESTIVALへの出演や、セルフタイトルの1stアルバム、8月には12″LP「Vår」のリリースなど、2021年に動きがあった3ピースバンドMs.Machineは、オーストラリアのポストパンクバンドTotal ControlやUBIKとの共演、ニューヨークのアートメディア8 Ball Communityや、LAのメディアCVLT Nationへの出演等、海外での声望がより高いかもしれない。ハーシュノイズ・アーティスト、オノジュンジとヴォーカル3CHI5によるNOISECONCRETEx3CHI5のトリップホップやノイズが交わるハイブリッドなライヴと、Ms.Machineとの初の邂逅は、複層的なサウンドに声が一閃する、深い没入体験が期待できる。さらに、インダストリアル/ウェイヴシーンの最重要アクトGolpe Mortalと、風景や感情を音に落とし込むSYNによるコンテンポラリーなマシンライヴも、高揚と衝撃をともなうアヴァンギャルドなゾーンを創造するだろう。
DJにも、group AのSayaka Botanicや、ユニットIN THE SUNのブレインTIDEPOOL、情景のずれによるバグを生むCelterといった、最高峰のエクスペリメンタルサウンドが並ぶ。さらに、海外レーベルから秀作を重ねるShunや、ベルリン直系のEBM/ダークウェイヴのカリスマSiSen、ポストパンク/ミニマルウェイヴのエキスパートnAo12xuやSatosicKに、ゴスシーンの寵児RICKYなど、ジャーマンシーンとリンクするエリートが揃った。
アヴァンギャルドとクラシカルが同居する特異な夜の帷がおろされる。

Open 4PM - Close 11PM
¥1000 (+ ¥600) Under 23
¥2500 (+ ¥600) Advance
¥3000 (+ ¥600) Door