Overfitting Disco
Overfitting Discoは、ヨーロッパで最も有名なディスコ・コレクティヴのひとつである。2007年にokay_awrightがスタートさせたブログを拠点とするOverfitting Discoは、ヨーロッパのアンダーグラウンド・ディスコ・シーンと共振し、フィンランドを代表するDJでもあるJussi Kantonenやイタロ・ディスコのレア盤をリイシューするレーベルDisco Segreta主宰するCarlo Simulaらをメンバーに含む。ヨーロッパのディスコと言えば、プリンス・トーマス、トッド・テリエ、Tiger&Woodsの名前を思い浮かべる人も多いかと思うが、Overfitting Discoはよりドープでアンダーグラウンドの危険な匂いが濃厚である。ブログのトップページにあるように、Overfitting Discoは、クラシック・ディスコ、イタロ・ディスコ、ニュー・ディスコ、スペース・ディスコを偏愛しており、Loud EやRune Lindbækらと親交が深い。メンバーは、ヨーロッパ各地の様々なシーンで活躍しており、開催地がシークレットのまま開催される悪名高きCamp Cosmic / Cosmic Gatheringには、ほぼレギュラーで出演し、フロアを興奮の坩堝に陥れている。ブログは毎月政令指定都市の人口ほどのアクセスがある。2018年には、スペインのマヨルカ島で開催されたディスコ・フェスThe Landingに、Overfitting Discoのメンバーが参加し、10周年が盛大にお祝いされた。
http://overfitti.ng-dis.co/
Jussi Kantonen (Overfitting Disco / Helsinki)
Jussi Kantonenは、アウトサイダー・ディスコ、スペース・ディスコ、コズミック・ディスコ、フェティッシュ・ディスコを専門とするDJ集団Overfitting Discoのメンバーである。彼は、英米伊で出版された『Saturday Night Forever - The Story of Disco』の共同執筆者でもある。2013年にはフィンランドを代表する30人のDJの一人に選ばれている。彼はこれまでに、パリの「Le Nouveau Casino」、サンフランシスコの「Underground SF」、ベルリンの「Griessmühle」「Soju Bar」、バルセロナの「Slow Club」をはじめ、悪名高きパーティー「Camp Cosmic」でもレコードをプレイしている。近年、DJ MAG Italiaでは「ユーロディスコのグル」との呼称で呼ばれているほか、ニッキー・シアーノも出席したシアトルのMicrosoft Experience Music Museumでの「Disco: A Decade of Saturday Nights」エキシビションの公開討論にもヨーロッパ代表として出席している。彼の真に目指すところは、ヨーロッパ、日本、パキスタンの危険なディスコ7インチで人々をディスコ地獄へ突き落とすことである。
EVENTS