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goat 10 year anniversary 熊本公演

大阪を拠点とする音楽家 日野浩志郎を中心に結成されたリズムアンサンブル「goat」が、結成10周年を記念とした初の国内ツアーを行う。

日野は電子音楽ソロプロジェクト「YPY」をはじめ、昨年発売されたアルバムが海外を中心に大きな反響があったチェロと電子音楽のデュオ「KAKUHAN」や、舞台音響作品「GEIST」の演出・作曲を行う他、全編日野が作曲を行った太鼓芸能集団 鼓童との音楽映画「戦慄せしめよ/Shiver」(豊田利晃監督、2021年)が公開されるなど様々なフィールドで活躍を続けてきた。その日野のメインプロジェクトと言える「goat」はこれまで海外ツアーを基盤とした活動を行っており、昨年末に大阪で行われたワンマンライブは約5年ぶりとなる国内公演であった。

goatはオリジナルメンバーの日野、田上敦巳、安藤暁彦に加え、MANISDRON/The Noupのドラマー岡田高史と、元鼓童の篠笛・パーカッション奏者である立石雷という5人編成で活動中である。約8年ぶりとなる新作アルバムの発表も控えており、ライブでは新アルバムに収録される新たな楽曲に加え、5人編成の新アレンジとなる既存曲も披露する。

熊本公演ではメインアクトであるgoatの貴重なライブのほか、2013年の沖縄DMCチャンピオンにして即興〜電子音楽までリンクする唯一無二の実験的マッド沼宇宙ターンテーブリストDJ PIN、プチバズりしたSNSのアカウントが消失した現在も強い存在感を示し、いまだ誰も捉えきれてない謎の音楽性に中毒者も絶えない福岡のスポーツガーデンひ、Orange Milkをはじめ数多くの海外レーベルから音源をリリースし、元ドラマーという出自も活かした独自の躍動感や肉体性を感じられる山口のトラックメイカーtoiret statusにiPhone1台から驚きのサウンドを生み出す福岡のSSW・uamiが客演するなど、熊本を中心に近郊のアーティストも多数参加しパフォーマンスを行う。