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Gigantic Joy

10月にEP『Variations sur Absolune』をリリースしたばかりのフランス人マルチプレーヤー、アンビエントアーティストのクレマンス・ケレネックのソロプロジェクトAjaが来日する。Hioki Odaの別プロジェクト、サイケデリックロックバンドthattaが主催するイベント”Gigantic Joy”にゲストアクトとして出演する。
thattaは、南ドイツ(Minami Deutsch)のドラマー、コーセイを含む豪華なラインナップを擁し、超越的なグルーヴと催眠術のようなライブを披露する。他にも、神奈川県三浦市を拠点に活動するアンビエントアーティストSeira NishigamiのプロジェクトJesus Weekendが出演する。海の底から宇宙までトリップ出来るようなラインナップでお届けする貴重な一夜となるだろう。

Ajaことクレマンス・ケレネックは、フランスのバンド「La Femme」のリードシンガーとして活動後、ソロプロジェクトAjaを始動し、2019年には、初のソロEPとなる『Solitaire』をリリース。2020年から 2021年にかけて、新月と満月のタイミングに合わせた楽曲コンピレーションアルバム『Ajasphère Vol.I』としてリリース。自身のアンビエントレーベル「Ajasphèr」は、アーティスト名の「Aja」と「sphère(スフィア)」を合わせており、クレマンスの物語と包括的なビジョンを表している。2022年には、アーティストJacquesのツアーにキーボード奏者として参加し、アコースティックアンビエント音楽のプロジェクト「Le Radeau Consort」では、ハープを演奏。

2024年に、第二弾となるインストゥルメンタルEP『Ajasphère Vol.II』をリリース。各楽曲をひとつの独立した世界、泡、球体として描き出している。また、ローマのヴィラ・メディチに、レジデンス・アーティ ストとして招かれ、ローマの庭園からインスパイアされた架空の植物界を描いたオーディオビジュアル作品「パラ ベジタル・ハーブ図鑑」を制作。
ニューEP『Variations sur Absolune』は。前作『Ajasphère Vol.II』に収録されている楽曲「Absolune」のリミックス集となっている。ギタリストのPiezanowski(ピエザノフスキー)、パイプオルガンのVariéras(ヴァリエラス)、トランペッターの Swann(スワン)、メタロフォンのSébastien Forrester(セバスチャン・フォレスター)、コントラバスのRuta(ルタ)、 ピアニストの小西真美が参加し、それぞれの独自の解釈のもと再構築され、Aja自身もハープによるセルフリミッ クスを手掛けている。
「Absolune」は、Ajaが探求し続けるフィールドレコーディングとシンセサイザーによる深遠なテクスチャから宇宙 を感じる神秘的な楽曲だ。アンビエント、エクスペリメンタル、ダウンテンポ、ミニマルなど、それぞれのアコース ティック楽器が生み出す極上のオーガニックサウンドに没入する。

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https://youtu.be/9VE7PKxifyo?si=UpP-WgJ4mG0jCakU