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PICNIC PEOPLE PANIC MEETS A LOVE FROM OUTER SPACE

A LOVE FROM OUTER SPACE とは何か。昨年も前置きとして紹介したが、再会に向けて今一度おさらいしたい。Andrew Weatherall と Sean Johnston によって2010年に The Waiting Room で始まったプロジェクト。Andy がヒプノビートと名付け Never knowingly exceeding 122bpm を合言葉にダークなアシッド・ダブでドリーミーなオルタナティブ・ディスコ、メロディアスなインディーダンスが交差するロングセットは小さなフロアから次第におおきな熱狂へと変化していった。2012年にリリースされた Masterpiece: Created by Andrew Weatherall は、まさに The Waiting Room で行われていたパーティーの一夜を表現した MIX 作品だ。その頃から ALFOS はユニット名義として、異質のロングセットが世界的に注目されるようになり、2020年に Andrew Weatherall が宇宙へと旅立った後も、Sean が今に至るまで BPM122以下の折衷的なサイケデリック、バレアリックサウンドを継承し、宇宙からの愛を提唱し続けている。

昨年 PPP と Sean は邂逅し、日本のシーンに大きな熱量を残した。UK の Trackwerk クルー Hardway Brothers としても活動する彼はディスコのドライブ感に、轟音ダブの共鳴、勇ましい爆音のポストパンク、そしてプロトハウスやアシッドハウスなど、ミッドテンポの枠の中に位置するサウンドのみで構成されたスタイルで、一夜一夜にスピリットを生み出し、UK を中心に熱狂的に支持され続けている。

そんな Sean と共にフロアを作るのは、FESTIVAL de FRUE、Rainbow Disco Club、rural、Wondefruit、Equation、Panorama Bar など各所からオファーの絶えず、真の意味でのコレクターへと覚醒した YAMARCHY だ。彼が収集しているのは所謂レコードだけでなく、ダンスフロアで起きる物語の一瞬一瞬だ。徐々に上昇していく熱量、ジャンルの片隅にあった音楽の再解釈など、数えきれない夜の設計者としてキャリアを歩んできた。正面に置かれたスピーカーから面ではなく、天空より降り続けてくるように感じるのだ。圧力よりも待つことを大切にしたサウンド、それはまさに先述で述べた ALFOS の原点にある The Waiting Room に紐づくのである。長いストーリー、不意の展開、その場に留まることでこそ報われる音楽を、ぜひ体験してほしい。

1F のフロアでは、PPP と親交深いスペースデブリコレクティブ Alien Sex Friends が5時間セットで登場する。2F に出演する YAMARCHY がディレクターを務める Mitsuki から発足した彼らは、今や東京を起点に全国各地にヘッズが存在するほどに熱量が高い。さらには ASF の運営するレーベルよりもリリースのある Kaoruko がオープニングライブを披露し、ダンスフロアにてキックオフのホイッスルを鳴らす!

4F のフロアでは PPP 恒例の TPC と Masayasu がキュレーションするフロアが展開。ジャンルのみの共通点ではなく、ダンスミュージック本来の意味に繋がりを見出すために、可能な限りの自由度で選ばれた ShioriyBradshaw と Nari が Masayasu と共に音楽とパーティの原体験を追求する。

PPP にはバラ色の回顧や自画自賛的なエゴイズムは存在しない。天空に舞い上がるほどの次元の高揚感と、互いへの肯定感を答えとする。ここに名を連ねる DJ 達とは、音楽への深い愛情と共に DJ という行為のみに終わらすことなく、その先の理想郷を共に探したい。その旅にはダンサー達も必要なのだ。

⚫︎前売券販売はイベント当日の8PMまで
⚫︎23歳以下当日入場料¥1500オフ