日付が2005年12月31日から2006年1月1日へと変わったその瞬間、AIRのフロアへ言葉にできない興奮と熱気が激流となって押し寄せた。IBIZAでの「DJ Awards 2004」において、Carl Cox、Jeff Mills、Sven Vathら居並ぶビッグネームたちを抑えてBest Techno DJを獲得。名実ともに世界ナンバーワンとなったDJ KEN ISHIIの、何と9年ぶりとなる国内カウントダウンへの登場。それは、長年膨れあがっていたパーティ・ピープルの期待とエネルギーが一気に爆発した、奇跡の時だったといえよう。そして2006年12月31日、その奇跡が再現されようとしている。おそらくは、さらに増大したパワーを伴って。今年も世界各地でクラウドを熱狂させてきたテクノゴッドの、AIRへの帰還。祝祭を共に熱狂へ導くのは、同じく世界への飛翔を遂げつつあるSUGIURUMN。間違いない。未体験の陶酔が、そこに幕を開ける。
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