INTERVIEWS

Pig & Dan

PIG:地中海のマヨルカという島に住んでるよ。イビサの隣なんだ。 PIG:ヨーロッパでは1番住みやすいところなんじゃないかな。音楽的にもいろいろと影響が及ぼされない場所で、自分たちが思うような音を作れるんだ。それに加えて、犯罪もとても少なく、天気もすごくよくて、自然も美しい。すごく住みやすいところだよ。

DAN:もし僕らがベルリンに住んでたとしたら、いろんなところでテクノとかそういう音楽がかかっているわけだけど、そういったサウンドを受動的に聴いてしまうから、影響を受けることが多くなる思うんだ。なおかつヨーロッパのシーンから離れたところに住んでいるから、自分たちの音作りができるんだ。
PIG:ヨーロッパでは1番住みやすいところなんじゃないかな。音楽的にもいろいろと影響が及ぼされない場所で、自分たちが思うような音を作れるんだ。それに加えて、犯罪もとても少なく、天気もすごくよくて、自然も美しい。すごく住みやすいところだよ。

DAN:僕らはDJだから、CDやレコードやプロモは僕らが住んでいる島にも送られてくるんだけど、そういったところからくる影響はエッセンスにつながるんだ。だけど音楽が盛んな都市部に住んでしまうと、DJがたくさんいるわけだから……。 DAN:そう。その同じような音がたくさんある中で僕らのサウンドを聴いてもらって「PIG&DANのオリジナルだ」って思って聴いてもらえるのがすごくうれしいんだ。あまり偉そうには言いたくないんだけどね。 DAN:トライバルやプログレッシブはスペインでも今はちょっと少なめなんだ。ミニマルな音がとてもはやっていて。プログレッシブはアメリカでポピュラーな感じで、ヨーロッパ全体でこういうミニマルな音楽がはやっているね。僕らの音楽を単純に「ミニマル」とくくるのは簡単だけど、今はいろんな音楽の要素が混じってできたものがシーンに出てきているから、1つのカテゴリーに当てはめるのはむずかしいんじゃないかな。

PIG:今はやっているミニマルな音も、テクノからきたというよりはハウスが進化したもので、アメリカのエリック・モレロとかそういったアーティストがプレイしてきたハウスが徐々に進化していって、現在すごく人気があるロコ・ダイスとかルチアーノとかリカルド・ヴィラロボスといったDJがプレイしている音楽も、ハウスのフィーリングが強く入って進化したものではないかな。 PIG:8月24日にCOCOONから「IMAGINE」というアルバムが発売されるよ。アルバム内では曲が一通りつながってはいるんだけど、DJミックスではなくすべてオリジナルのトラックなんだ。バラバラにDJプレイにも使うこともできるけど、それに加えてアルバムとして完成しているものなんだ。 DAN:やっと昨日その曲のデータをもらって、新たにこれからリミックスをするんだ。それに加えてアンダーワールドのオリジナル楽曲も少しずつ手伝うようになってるんだ。 PIG:ほかのDJがやっていることよりも、ちょっと違うアプローチの僕らのサウンドを聴き逃さないでほしいな。そしているもサポートをありがとう!「Domo Arigatou Gozaimasu!」