INTERVIEWS

KAORI

初めまして。よろしくお願いします。 元々兄がDJでダンスミュージックを歌いたくて、歌い始めたというのがきっかけなんですけど、いろんなアーティストの作品に参加しながら細々やってきたという感じですね。いつからというポイントはないんですけど、10代の終わりとか20歳ぐらいだったと思うんですよね。 ロンドンに行ったことがありまして、そこでクラブ体験をしてしまい、そこで目覚めつつあったのかなと。今思い出すと。 あぁ~~~、どうなんでしょうね?ただ自分の中で少しでも自信が持てるものって、ホントに歌ぐらいしかないなって、消去法で始めた部分もあったんですけど。風呂専門みたいな感じだったんですけど(笑)。 すごく鮮明に覚えているのは、姉がカルチャークラブとかマドンナとかをすっごく聴いていたんですが、カセットを一緒に聴いたり、踊ったりしたのが、洋楽を好きになったきっかけで。デュラン・デュランとか。 そうですね。普通にフリーターもやりつつ、歌もたまに参加しつつみたいな、緩い2足のわらじのような状態がずっと続いてた感じですね。 えっと、とくにないんですよね。ただ気持ちの部分でもう少し変わったかなっていうのは、JAZZTRINICっていうバンドで活動し始めてから意識が変わったのかなって。そのあとぐらいからですかね、やっぱり。 あっ、そうですね。だから昔の曲なんかは、とても聴けたものじゃないものもいっぱいあるんですけど、失敗しながら試行錯誤しつつみたいな感じでやってます。 えぇと、ミニアルバムでいうと2枚目なんですけど、その間にフルアルバムが1枚入ってますね。 さっきも話したみたいに、4つ打ちだったりとかクラブサウンドを歌いたいなというのがきっかけだったんで、バック・トゥ・ベーシックじゃないですけど、思い切りダンスものをやりたいなというところで、前回と差をつけたいなという部分もあったんですけど。最初のミニアルバムは自分での曲作りっていうのも初めてだったので、勉強みたいな。 ぜんぜん歌いやすいですね、私の中では。私がほかのアーティストの曲に参加するときもそうなんですけど、ラフなトラックをもらって、そこに歌詞とメロディをつけた歌を歌って、最後にミックスしてもらうみたいな作業になってますね。 そうですね。日本語で考えてから英語に直してという感じなんですけど。だからすごく時間がかかっちゃうんです。 完全に口ずさみ系です。思いついたものをレコーダーに録音して、そのまま歌っちゃうという感じなんですよね。 あぁ~、私は会議用のレコーダーとか常に持ってて。絶対に忘れちゃうんで。 そうですね。いくつか候補があってCrue-Lのスタッフと話し合いつつみたいな感じだったんですけど。これは今回担当してくれたヒロアキ君というPsychogemというDJネームの子がいるんですけど、彼のトラックを1回聴かせてもらって、すごく独特な世界観があったので「彼にやってもらったら、すごく変わるんじゃないかな」と思って、彼にやってもらったらこんな形になりました。 あぁ、この質問てけっこうあったりするじゃないですか。SAMさんだったらきっと「尊敬するダンサーは?」とか。すごく困っちゃう質問だったりしますよね。コロコロ変わっちゃうんですけど、意外とジャズだったりして、エラ・フィッツジェラルドとかがすごく好きで。本当に王道のスタンダードジャズの太ったオバサンのシンガーなんですけど。そういうのを家でよく歌ったりするので。 すごくたくさんいて、それもそのときに思いついてはなくなるって感じなんですけど。こないだは誰だったっけなぁ~?マドンナなんかはいつもやりたいなって思ったりしますね。
そうですね、女の人がニュアンスが変わったりとかするかもしれないですね。 とにかく感じることは人それぞれ自由なので、そうだなぁー……、何か沸き立つようなというか。まず暗くならないような、聴きたいと思えるようなシンガーになりたいですね。聴きたいなと思ってくれるような。 SADEのカバーで「Love is Stronger Than Pride」っていう曲なんですけど、みなさんぜひ聴いてもらいたいなと思います。 ありがとうございました。