Gabriel A. Serrasqueiroだよ。1981年生まれ、ブラジルのサンパウロに住んでるよ。WRECKED MACHINESとしてトランスシーンでは6年くらい活動している。最近はGABE名義で(ex. VELKRO)テクノ方面へのアプローチも始めたんだ。
2002年の南アフリカかな。素晴らしい経験だったよ。その場にいた人たちのエナジーはとてもスペシャルで、他のどんなフェスティバルよりもミラクルなものだったね。フルムーンとかエクリプスとかのパーティは普段のパーティよりもみんなの目的意識がはっきりしているから、一体感が生まれる。それが数千人規模のものになると、本当にフロアや会場のパワーが目に見えるんだよ。だから今年のS.O.Sは本当に楽しみだね。満月と月食。宇宙のスペクタクルがパーティで同時に味わるなんてそんなにあることじゃないからさ。本当に楽しみだ。
フルムーンの力を表現するのはとても難しいよ。そこにいて、感じないとわからないと思うよ。月の力っていうのは精神的なものだけど、実際に体でも感じられる不思議な力だからね。
GABEの音楽はコンセプト的にはWRECKED MACHINESとは全く違った種類の音楽。もっと世界観を重視した音楽で、催眠的な音楽だと思っている。ジャンルとして名前をつけるならTWISTED TECHNOかな。TECHNOに色んなジャンルの要素が交わったもので、はめて踊らす、ビート、ベースで踊らす。僕にとってはトランスと同じくらいフィーリング重視のダンスミュージックだと思ってるよ。どんなエナジーなんだろうね。それは僕には分からないなぁ。実際に聞いてみて僕に聞かせて欲しいね。
そうだね、僕は色んなアーティストとリミックスや楽曲制作などの共同作業をしているけど、お互いのもっている才能を分かち合う事は本当に素晴らしい。全く次元が違うものが出来上がる可能性があるんだ。実際僕らもやってみないとどんな音楽になるかわからないし、先にこういったトラックを作ろうなんて話しは意味がないんだよ。フィーリングに任せてフローする。それでこそケミストリーが生まれるんだよね。専門的な事はさておき、世界観という意味ではどのアーティストとコラボレートしても学ぶ事は多いよ。
D-NOX&BECKERSとPIG&DAN、TA-KAとG.M.Sかな。理由は音楽を通して仲良くなった友達だからだよ。もちろん彼らの音楽が好きだというのはあるけどね。
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