僕達はロス・ウェイクフィールドとトビー・ヴェインの2人から成るグループなんだ。僕達が知り合ったのはまだサウスハンプトンに住んでいた頃で、お互い音楽の趣向や影響がとても似ていたのがきっかけだったんだ。お互い同じクラブでDJをしていたんだけど、ある日から一緒に活動することを決めて、2人でスタジオに入るようになった。すると、次第にこの活動が真剣なものになってきて、それからは様々なミュージシャンやヴォーカリストを巻き込むようになっていって、それがPTHの始まりだったんだ。
TCJFは最高だったよ!シュウヤさんとツヨシさんにBIG UP!日本は素晴しい国で僕達も大好きな国だね。昨年日本でプレイ出来たことは正しく夢が現実になったような体験だったよ。最高のもてなしをしてくれたし、才能に溢れた素晴しい人々と出会うこともできた。日本の音楽に対する情熱のレベルの高さに本当に驚かされたよ。また来日出来る日を心待ちにしているよ!
■1st Album
Part Time Heroes『Meanwhile...』
http://www.clubberia.com/Release/Detail/?id=2250
最高な気分だよ!深いジャズの歴史と、今日の僕達に多大な影響を与えた素晴しいアーティスト達がいる国で僕らの音楽を評価してもらえたのは、この上なく光栄なことだよ。
日本のオーディエンスは素晴しかったよ。僕達の経験上、だれも人目を気にせず自由に楽しんでいたように見えたよ。非常に音楽に造詣も深く、情熱的であると同時にクレイジーになることを躊躇わない感じだったね。
恐らく”Meanwhile…”にもこのリミックスLPにも共通しているテーマは非常に感情的な作品であるということだと思う。ただ、音楽的には非常に広い趣向とダイナミズムを持っている。僕らは人々に強く正直な感情を訴えかける音楽を好むから、それがこの作品から人々に伝われば幸いだね。
そもそも、僕達自身リミックスをやるのはとても好きなんだ。僕らは実験的なことも好きだし、人の音楽を自分達なりに解釈するのも楽しい。何の制約も無く、自分達の気の向くままに作業をするのは非常にインスピレーションをかき立てるんだ。それで、僕達の音楽を他の人達の解釈によってリミックスされたらどうなるかっていうのを凄く聞いてみたくなったんだ。
今回リミックスを頼んだのは、全てPTHが結成当時から現在に至までに出会い、称賛に値する素晴しいアーティスト達ばかりだ。中には僕達がリミックスを手掛けたアーティストもいれば、一緒にDJをしたアーティストもいる。これほど広い範囲で素晴しい才能を持ったアーティスト達を巻き込むことが出来たのは、非常に幸運だと思っているよ。
毎回このアルバムを聞くたびに印象が変わるから、正直その質問に答えるのは厳しいんだけど、もし誰かに銃を頭に突きつけられて、どうしても1曲選べと言われたらUnforsceneのリミックスした”Angels Fly”を選ぶかな。
最近はリミックスが多くて、Lizzy Parks, Felvans, Laura Vane & The Vipertones, The Jazz Invaders等いろいろ手掛けていて、今後も出来る限りリミックスはやっていきたいと思っているよ。それと、僕達のサイド・プロジェクトであるSecret Future Loveも今作品の完成に向けて最終段階に入っている。これはPTHとは全く違うタイプの音楽で、僕達自身完成が非常に楽しみな作品なんだ。さらに、PTHも次のアルバムに向けての作業に取りかかり始めていて、来年の上半期にはリリース出来るように進めているよ。そして、DJプレイに関してはスケジュールが可能な限りはやっていくつもりだよ、今年の夏は凄く楽しかったから、冬にもたくさんプレイ出来ることを祈っているよ。
僕達を音楽を信じ、サポートしてくれる日本のファンの皆に心から感謝したい。日本でこれほどまでに評価してもらえて僕達は非常に幸運だと思っているよ。来年また皆に会える日を楽しみにしているよ!
P.S.
是非僕達のポッドキャストもチェックしてくれ!
The Hideout Sessions
http://web.mac.com/theparttimeheroes
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