INTERVIEWS

Patrice Scott

音楽を聴き始めた時期というのはすごく早かったよ。両親が初期のモータウンをいつもかけてたんだ。スティーヴィ・ワンダーやマーヴィン・ゲイあたりを、本当にしょっちゅうそこらじゅうでね。そして初めて曲を作ったのは1997年だけど、2004~2005年あたりから真剣に制作に取り組むようになったね。 ピアノは習ったわけではなくて、独学だね。でもキーボードなんかはかなりいい感じに弾けるよ。 デジタル、アナログどっちもいろいろな機材を使ってるけど、愛用の機材っていうとたぶんAlesis Andromedaかな。 僕にとって音楽を作るときに一番大切なことは、気持ちと雰囲気のいい枠組みを作ることだよ。もしその2つの要素がないと、音を生み出すのに無駄に時間を費やしてしまうんだ。だから、どちらかが欠けていたり、どちらもないようなとき、決して無理に取り組まないようにしているんだ。 DJするときに一番注意を払っていることは、サウンドレベルなどの細かいディテールだね。ミックスのときイコライジングには厳しく気を払っているんだ。 まさに次のSistrumのEPが仕上がったところで、現在は今秋にリリース予定の「Underground Anthems compilation series. Vol 3」を制作中なんだ。Vol.3は僕とXDB、Keith Worthy特集になるよ。 次のリリースはディスクユニオンからのミックスCDだね。9月ごろの発売と聞いているよ。 何をというより、日本に行くのが初めてだから、日本という国にものすごく期待と興奮を感じているよ。 すばらしい音楽の旅へ向かう準備をしておいてほしい。君たちをどこに誘うとしても、絶対にがっかりさせないと約束するよ。