やけのはら(以下、Y):まぁ基本的に直接感想言ってくれ る人は、すでにいい印象を持ってくれてる人ですからね。
L:あとは全然知らない人が聴いてくれて好反応みたいなこともあってうれしいですね。
Dorian(以下、D):まぁ初めてのアルバムなので、批判であれ感想はうれしいですよ。
Y:でもさぁ、ブックオフの100円コーナーとかに並んでるような人たちはそれだけ売れてるってことじゃないですか。ウチらの作品とかはあんまりないでしょ? それはイコールそこまで売れてないってだけで(笑)。だから100円コーナーに置かれるくらいになったら悪い反応とかも耳に入ってくるんじゃない? それはそれだけ売れてるってことだから。
L:たしかに。そこまでいかなきゃ駄目なのか。傷つきますけどねぇ(笑)

BTB(以下、B):アルバム制作中はあえて聴かないようにしてたよね、2人の曲。影響受けないように。
Y:直接的には似てないよね、3枚とも。各々のキャラが反映されたというか。得意分野が違うから、表現の仕方も変わってくるだろうし。

L:あぁ。その手作り感はほかの人たちとの差別化にもなってるかもしれないですね。

Y:パーティーからのフィードバックはたしかにあるよね。でも、いわゆる盛り上がる系のパーティーソングではなくって、"あの時のああいう感じ、楽しかったねぇ"って振り返る感じかな。

L:たとえば「気持ちいい~」みたいな雰囲気の曲でも、その気持ちよさは現実のそれじゃなかったりするんで。そのときの願望みたいなものが出ちゃってるっつーか。でもしっかり現実は見てる、みたいな。
Y:俺も「意識的に情景を思い出して」という感覚よりも、「そのときの気分で」って言ったほうが正しいかもしれない。
D:僕は半々ですね。それこそ来週あるパーティーを盛り上げるためにこういった曲を作ろう、みたいな意識のほうが強いかもしれません。もちろん好きな女の子を思い浮かべて、ってこともありますから一概には言えないですけど。

D:僕はどうだったっけ……。僕の場合は曲のイメージをL&Bの2人にメールして歌詞を考えてもらったんですけど……。
B:「Nasty Ice Cream」ね。結構ストーリーがしっかりしてるんだよね。
D:まずですね、夏の間、仲良く過ごした女の子がいて、夏が終わって連絡を取ろうとしたら"この電話番号は使われておりません"という感じになってしまって。ちなみにその子は彼女じゃないんですけど、ほかの人から見たら彼女っぽい……。
Y:で、そのストーリーは歌詞に反映されてるの?
L:つながらなくなった携帯番号を溶けたアイスクリームに喩えたりして、かなり反映されてますよ。
Y:おぉ、それはだいぶ詩的な表現じゃない。

Y:内容的には確実にいいパーティーになるってもちろん思ってるし、ぜひ遊びに来てほしいですね。
L:手放しで喜ぶためにはたくさんの人に遊びに来てもらわないとっていう。
D:音源でこの3組のどれかひとつでも興味持ってくれたらぜひ来てもらいたいですね。
Da:今回出演してもらうDJ陣も「Erection」に出てもらったことがある人たちばかりだし、やけさんが言ったみたいに、この企画も基本的には大人の介入なしでやってるので。 ただ、楽しいから、好きだからやってるっていう。ホントに単純な理由なので、とにかくいろいろな人に遊びに来て欲しいですね。
