INTERVIEWS

Suburban

DJ Fencer:2000年に大阪の"CLUB DAWN"(現"NOON")ってところで、AfraとArt Of VibesのGeboさんが「HOME」というイベントをやっていて、そこで出会いました。ユニットを組んだのはその2年後で、それまではたまに顔を会わす程度でした。 DJ Fencer:メガネがよく似合っているなと思いました。
Soony:レコードケースとギャルを引っ張って現れたのをよく覚えてます。内心「イケイケの兄やんがやって来たぞ」と思いました。 DJ Fencer:とくに決まってません。最初から一緒に作ることもあれば、どちらかが骨組みを作ったりするなど曲によっていろいろですね。
Soony:お互い役割が決まってないところが、いいところなのかもしれませんね。 DJ Fencer:2人で作った曲が、予想外にあまりにもすばらしい出来だったんです。
Soony:それまでは主に1人で作曲することが多かったんですが、2人で作った曲が予想外にすばらしい出来だったんですよ。
DJ Fencer:それ、いま俺が言ったから(笑) DJ Fencer:田舎が福井なんですけど、近所にDJ NozawaやDJ Akakabeがいたおかげで、自然と自分もDJをやっていました。
Soony:めっちゃかっこいいな、それ!僕も似たような感じです。 DJ Fencer:……身近な人たちですかね。
Soony:かっこよすぎるやろ、それ!まあ、僕も似たような感じですけどね。 Soony:正直、ファーストアルバムに収録されている曲たちは、アルバムを意識して作られたものではないんですよ。
DJ Fencer:もっと自然な形で生まれたというか……。
Soony:スペシャルな1枚やね。 Soony:これまで俺はダンスフロアに育てられてきたからね、今作はダンスフロアへの親孝行だよ!
DJ Fencer:急にしゃべり方変わってるし(笑)。まあ、俺もそんな感じ! DJ Fencer:Yasaは僕の教え子だし、レーベルメイト(NEO☆PHYTE RECORDS)なので、話が早かったのと、ハウストラックにどうしても彼のスクラッチが欲しかったので依頼しました。かなりマニアックなものが乗って満足してます・
Soony:そういうのをみんな聴きたがってると思うよ。 DJ Fencer:とくに意識してないけど、基本はインストで作って必要に応じてボーカルを起用してる感じですね。
Soony:曲が欲しがってくるんだよね、ボーカルを。 DJ Fencer:オリジナルがDJプレイでかけづらかったので、もっとクラブでかかってほしいなと思って。アレンジする上で、切なさや懐かしさは残しつつも、いい意味で薄口に仕上げようかなと。
Soony:正直、Fencerから「もう一度やろう」と言われたときには「もうええやん」と思いました。でも、やっているうちにアリかも、と思いました。
DJ Fencer:軽いね?(笑)。
Soony:けど、今回の制作は驚きの連続でした。まず2人でラフを作り上げて、そこにミュージシャンが演奏する楽器や歌が乗ることで、曲が自分たちの想像を超えていきいきと育っていくんです。
DJ Fencer:この楽しさは1人では味わえないからね。 Soony:プレイヤーたちの演奏や歌のよいところ、いわゆる「ソウル」を引き出すことに重点を置いてるね。
DJ Fencer:かっこよすぎるやろ、それ!まあ、俺も似たような感じやけどね。 DJ Fencer:12月から2月にかけて各地をDJでまわる予定です。それといくつか進行中のプロデュースやリミックスワークがあります。
Soony:いまやってるプロジェクトも相当ヤバいね。 DJ Fencer:とにかく俺たちの「ソウル」を聴いてくれ!
Soony:あっつー!(笑)