INTERVIEWS

Kary Sit

うーん……、そうね、すべてのコンセプトを話すのに、どこからスタートしたらいいのかむずかしいわね。これは私が小さいころからずっと頭の片隅で考えていたことなんだけど、数年前に私がハリウッドのメジャーなスタジオで働いていたころに、そのアイディアがどんどん強くなってきて、そして自分自身に「いつかどうにかしてやらないと!」って言い聞かせたの。そうね、これはきっとずっと私の中にあったものね。 落ち着いて、深呼吸してよ。じゃあ、こういう言い方をしましょう。全員、いやちょっとまって、たぶん全員ではないけどほとんどの人が日常生活で仮面をつけているわよね。どういうことかわかる?外側からは純粋そうに見える女の子が、実は中身はセクシーでワイルドキャットだったとしても、社会背景や家族の事情なんかで誰にも言っていないとかね。もしくは昼間はホワイトカラーの人が、夜はゴーゴーダンサーとかね。この考え自体がすでにとても魅惑的だと思うわ。 そうかも、でもそうじゃないかも。えっと、私はただ単に私でいるだけ。この撮影をやっていたときはそこまで深く考えていなかったかもね。ただ単に私自身をこのプロジェクトに没入させることが、とても魅惑的に感じたからよ。どうして?だってそれが私じゃない!って(笑) その質問については正確な答えはないわね。私が答えられるのは、いつも私がもう1人の自分になっていることを妄想していた、ということよ。多分暗闇であなたを捕らえるような、もう少しアグレッシブな私になっているということをね。ほら!私を恐れなさい!(笑) そうよ!完全にそう言ってもいいわ!だけど黒い私は、私の全部の妄想のうちのほんの一部でしかないわ。つまり、今見せているのは「Kary Sit」のほんの始まりの部分っていうことよ。きっとあとでもっとエキサイティングなものを見ることになると思うわよ。ただみんなに突然ショックを与えたくないだけよ。 それは私の東京でのライブショーに来て、見つけてほしいわね。あなたは東京に住んでいる?それに、もしもう少し見たいっていうのなら、これから私が出てくるプロジェクトをチェックすることね。きっとそのうち見つけられると思うわよ! うわーありがとう!それじゃあまた会うことになるわね。東京でのショーのあとは、アメリカに戻って、次のショーを予定しているわ。ニューヨークとラスベガスなどでね。詳しくは私のママベアー(※マネージャー)に聞かないといけないけど。 日本はずっと大好きよ!毎年行くもの!私の大学の最初のルームメートが日本人ですごくよい友達になったのよ。私たちいつも週末に家でパーティーをやっていたわ。彼女はいつもお好み焼きを作ってくれたのよ!今はその子は日本にいるから、いつも日本に行くとその子たちと遊ぶのよ。あら全然知らなかったけど、たぶん私日本人の友達が一番多いわね!なんでだかわからないけど、すごく完璧に合うのよね! うーん、実は新曲を終わらせようとしていたのだけど、今90%くらいまで終わったところよ!いまとってもうれしいわ! お褒めの言葉をありがとう!そうね、コンニチハ!私はKary Sitです。1月にみなさんに会いにいってキャンディーをあげるわ! こちらこそありがとう!私の方こそ光栄よ。こんなに遅くに来てもらってごめんなさいね。