INTERVIEWS

Speech Debelle

もちろん変化はあったわ。起こったこと全てに満足してるの。幸せよ。 そうよ。今回は、自分が2010年っていう年に起こったことについて何を感じたかとか、そういった思いを表現してるの。何かを込めるっていうよりも、私の音楽は、自分が感じたことそのものなのよね。毎日ニュースで世界や人々の間で何が起こってるかを見るでしょ?それに対する私の意見よ。 違い?あまりないけど…曲の構成かな。今は前に比べて曲作りの経験を積んだから、スムーズに曲が作れたの。自分自身の変化は、昔より断然成長したと思う。ファーストの時にWayne Lotek(ウェイン・ローテック)がプロデューサーになってくれたのは本当にラッキーだったの。彼からたくさんのことを学んだわ。音楽をどう作るかをね。音楽を理解できるようになったの。
今回はKwes(クウェズ)でしょ。彼からさらにいろいろと勉強させてもらったわ。だから、今の私は音楽の技術とか、メカニズムをちゃんと把握できてるの。経験を積んだから、もっと意識的に曲を作れるようになったわ。何がその曲に機能するか、機能しないかが分かっている。あるアイディアから曲作りをスタートして、ライティングを始めるでしょ?そしたら、そこに他のミュージシャンが入ってきて、彼らの役割を果たしてくれて、そしたらまたスタジオに戻って、そのミュージシャンがやってくれたパートを自分が作ったものに加えるの。Kwesがそれをチェックするまでにそれを仕上げて、彼がそれに修正を加えたり、私がそれにいろいろとブレンドしたり。それをまたKwesに持っていって、もうちょっとそれについて話して、手を加えて…って流れよ。だから、曲が完成するまでに5~6ステップくらいの作業があるの。 今回は自分がどんなサウンドを作りたいかがちゃんと解ってたし、それに誰が必要かもわかってた。彼が私の作りたいものを実際に形にする助けになってくれることがね。それで、幸運にも天才をパートナーとしてゲットすることができたってわけ。彼は天才。魔法使いよ。彼の意見は全部聞いたし、聞きたいって思えるの。最高のプロデューサーよ。彼からは、本当にたくさんのことを学んだの。いつかまた、彼と一緒にコラボしたいわ。 このアルバムは、ファーストよりも作るのがずいぶん簡単だったのよ。だから、今回難しかった点は特にないの。そうね、敢えて言うなら、完成させることかな(笑)。 いつ、その作品が完成したと判断していいのかがわからなかったの。どこかで腹をくくらないと、ずるずる作り続けちゃうのよね。 ないわ。アイディアはすぐ思いついたし、すぐできたの。歌詞は大体、ストーリーを話してるか、自分の経験についてだから。 25分くらい(笑)。 2つ選んでもいい?まずは、"Elephant In The Living Room"。そして"Sun Dog"。前のアルバムとこのアルバム、次のアルバムをリンクさせてるアルバムだから。 私の頭の中ではね。2枚目との間に、あまり時間をおきたくないの。早く作りたいわ。 そうね…早く作りたいんだけど、まずこのアルバムのプロモーションがあるから…3週間くらいかな?そのあとすぐ作り始めたいな。 "Elephant In The Living Room"は、私の進化が反映されてるのよ。ビッグなストリング、ギター、ドラムっていう私のお気に入りの3つが入ってるしね。"Sun Dog"に関しては、私自身今回のアルバムに、何かビッグなものを持たせたかったんだけど、それができた曲がこれだからよ。壮大に聴こえるサウンドを作りたかったの。 もちろん!彼は私の中で不動のお気に入りのアーティストなの。彼は大好き。1番好きなアーティストと言ってもいいわ。彼のソウル、エナジー、ヴァイブの全てが好きなの。彼は、社会の意識を変えた人物でもあるしね。 いや、今回はそうでもないわ。2PACはすごくスペシャルすぎて、彼のように何かをやるとかっていうのは考えられない。今は、彼よりもAdele(アデル)のミュージックビデオから影響を受けてる。彼女の音楽の影響は大きいわ。大ファンなの。あと実は、レゲエにもちょっぴり影響を受けてるのよ。 よく知らないのよね(笑)。ただ、流れでそうなったの。 早く日本にいけたらいいなぁ。私、日本の文化の大ファンなの。だから本当に行ってみたいし、ショーもやってみたい!日本の文化の一部になって、いろいろ経験して、世界を広げたいわ。自分にとって、日本に行くのってすごく大切なことなのよ。