INTERVIEWS
>

ageHa 17周年パーティ スペシャルインタビューvol.1 - Alpha Portal -



 11月16日(土)に新木場ageHaの17周年アニバーサリーパーティーが開催される。そのゲストアーティストとして、サイケデリックトランスシーンで最も待望されてきたAstrixとAce Venturaによるユニット、Alpha Portalの出演が決定した。国内からもKEN ISHII、DJ K.U.D.O a.k.a ARTMAN、TSUYOSHI SUZUKIなど、シーンのトップアーティストが集結する。

 アニバーサリーパーティに向けて、パーティーのオーガナイズを担当するageHaのプロデューサー小張氏が、出演アーティストにインタビュー・対談を敢行。開催まで3回にわたり連載される。

 第1弾のインタビューは、ヘッドライナーのAlpha Portal。 今年8月にハンガリーで開催されたOZORAフェスティバルにて本人たちのプレイ直前に行われた。




――2人のここに至るまでの経緯を教えてもらえますか? 

Astrix:実際、Alpha Portalを作るというアイデア自体も、フェスティバルの影響で生まれた。 
Ace Ventura:日本でね。 
Astrix:そうだっけ?     
Ace Ventura:日本のソルスティスのパーティーで、Lucasのセットを聴いてた時だった。 



――違う仕事をしている自分を想像できますか?
Astrix:想像できないね。アートこそ、自分の命。 
Ace Ventura:俺たちは生涯やり続ける。    


――「Alpha Portal」という名前は誰の提案?    
Astrix:俺は「Portal」(扉)を考えて、Yoniは「Alpha」(始まりの)を考えた。 
Ace Ventura:実を言うと、ラインナップで高く載りたかっただけ(笑) 


――自分たちの音楽のエッセンスとメッセージを言葉にしてみるとどうなりますか? 
Astrix:「人を幸せにすること」だね。それがメインのメッセージ。 
Ace Ventura:その通り。     

Dimension 005 - Compiled by Alpha Portal [Full Album] 

 


【本文 – 取材後記 by小張】

 撮影をしたのはOZORAのちょうど中日ごろでした。まさかのトラブルも乗り越えて、こうしてインタビューを形にできたのはDanaをはじめ友人たちのおかげです。 
AstrixもAce Venturaも一つ一つの質問に真剣に答えてくれて、ますます彼らを好きになったインタビューでした。 

 特に、Alpha Portalが誕生するきっかけとなった、2015年の伊豆のサイクルスポーツセンターで開催されたソルスティスのSMFは、自分もサブフロアのプロデュースで関わっていただけに驚きとともに非常に感慨深い話でした。アルゼンチンでのトラブルのくだりも面白くて、このインタビューを見て、彼らの背景を知ってパーティーに臨むのとそうじゃないのとでは、感じ方も、楽しさも全然違うと思うのです。 

 ともかく自分は、サイケデリックトランスのネガティブなイメージを払拭して、ピースフルでポジティブな本質を伝えたくて今までパーティーを続けてきました。 
 今回は、ageHaの周年ということで、テクノも、ハウスもEDMもあって、サイケデリック好きじゃなくても間違いなく楽しめる一夜になっていると思っています。もちろん、サイケデリックトランスのパティーとしても間違いなく、最高峰のクオリティーと感動を約束します。 
そんなわけで11月16日は、クラブ初心者から超ベテランまで大集合!! みんなに来て欲しいです。お待ちしています。 

 そして、また次回へとインタビューは続きます。 引き続き突撃取材をお楽しみに!! 


【以下写真 – OZORA 2019より】

妻とRaja Ramと私
 

Prog Techセットでも大人気、超満員だったAce Ventura


完全なピークタイムを創り上げたメインステージでのAstrix


[詳細]

日時
2019年11月16日(土)

開場・開演
23:00

タイトル
ageHa 17th ANNIVERSARY -DAY1-
DANCE MUSIC WONDERLAND

料金:
DOOR / 当日 : 4,500yen

ラインナップ
ALPHA PORTAL
ASTRIX (Shamanic Tales Records / Israel)
ACE VENTURA (Iboga Record / Swiss)
DJ K.U.D.O a.k.a ARTMAN
TSUYOSHI SUZUKI (MATSURI DIGITAL)
KEN ISHII (70 Drums)
DRUNKEN KONG (Tronic / Terminal M)
YAMATO (Libero) 他