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NEW WORLD OBSERVER

DEADBEAT
NEW WORLD OBSERVER
ベルリンを代表するアーティスト、ポールが惚れ込んだというカナダのプロデューサー、デッドビートの3枚目のアルバム。今作はビートにこだわりを感じさせる、もしくはビート中心の音作りをしているように聴こえるが、基本的には〈スケープ〉ならでのディープなダブ・サウンド。女性ヴォーカリストをフィーチャーした歌もの曲あり、ギター音を使ったりもしている曲もあり。どこか有機的な感じがするのは、フィールドレコーディングした音を使っているのと、ワールドミュージック的なビートのせいかもしれない。 文/池田義昭