- RELEASE:
- 2006-04-28(Fri) on sale
トラックメイカーとしてのみならずプロデューサーとしての手腕を持つ彼のセンスと信頼感が発揮された本作は意外な人選によるゲスト陣が脇を固め、実に様々な表情を覗かせる。テクノ/ハウス系のアルバムでは異例の新鋭ターンテーブリスト"DJ BAKU"の超絶スクラッチをフィーチャーしたDJならではのダンサブルなダウンビートから幕を開ける。DJ SODEYAMAも参加している新鋭テクノ・レーベル"WC"主宰者としてレーベルを牽引する"SALMON"との共作で完成した激ドープなクリック・トラックへと続き、そこから彼の幅広く貪欲なまでの探究心によって構築された、前衛的ながらも音楽の本質である普遍性を兼ね備えた音の世界が繰り広げられる。必ずやフロアをロックしてくれるグルーヴ感満点のキラー・トラック、リスナーの脳に新しい世界を写し出す実験的ドープ・トラックを軸にしながらもSHIGEOのVO.をフィーチャーしたトラックでは現在様々なクロスオーバー化で隆盛を極めているクリック・ハウス/テクノへの新しいスタイルを提示している。DJ制作によるアルバムであるのにダンストラックの羅列に留まらない、豊かな音楽性を兼ね備えた、リスニングにも対応する傑作アルバムに仕上がっている。