MUSIC
>

Jukka Eskola

Jukka Eskola
Jukka Eskola
北欧ニュージャズ界の俊英たち、ジミ・テナー、ファイブ・コーナーズ・クインテット、ニュースピリット・ヘルシンキといった面々の作品に参加するトランペット/フリューゲルホーン奏者による(ほぼ)バンド録音作品。サンバ調のシングル"1974"が既にクラブヒットしているが、アルバムには前述タイトルのごとく70年代前半のモード/電化ジャズへの憧憬をこめた楽曲、とくにモードとファンクの隙間を闊歩していた頃のフレディ・ハーバード、ドナルド・バードといった面々に近い熱さをみせる。北欧への先入観を覆す非洗練ジャズ。 文/ジェラルド