Riddim Driven: Wipe Out

そう、THE VENTURES（オリジナルはSAFARIS）の60年代のエレキギターによるテケテケサウンドチューン「Wipe Out」をそのままリディムに使用したノリノリなリディム。突然こういう飛び道具ネタをブチこんでくるのがジャマイカですな。とりあえず“SURF DANCEHALL”とか言っておきましょ。プロデュースはこれまではラスタものがメインだった人気レーベルの〈DANGER ZONE〉。で、このリディムと言えば、BEENIE MANの「From U Neva」がありますけど、BEENIE MANのメジャー契約の縛りがあって本作には収録されてませんのでご注意を。とは言え、それに負けない大ヒットのBUJU BANTONの「Me And Oonu」（新作『TOO BAD』にも収録）とか、イケイケならお任せのソカ野郎のBUNJI GARLINの「Fire Fe Dem」とか、現在世界で一番売れているダンスホールアーティスト（ホントはサウンド・マン）のTONY MATTERHORNの「Agent 009」とか現場ヒットがドーンと収録されているので問題ナシでしょ。BUJU BANTONとBUNJI GARLINの曲は今年の『横浜レゲエ祭』のMIGHTY CROWNのプレーで30,000人がタテノリで爆発したチューンでもありますな。てな感じで、とにかく今年の夏を代表するビッグリディムで、まだまだその人気は続きそうなので是非ご注目を!!