Mighty Upsetter

ダブシーンを牽引してきたプロデューサーであるエイドリアン・シャーウッドの才気換発なプロデュース能力とレゲエ界の至宝である溌刺としたリー・ペリーのみずみずしい表現力が一体化した、ここ２０数年で最高のこのアルバムは、すべてオリジナルナンバーながら、その背景で、リー・ペリーが強いインパクトを残した７０年代の素晴らしいクリエイションを現代にアップデイトさせている。 オールド・ファン／ルーツ・ファンをも納得させつつ、今日的な響きに仕上げられたこのアルバムはエイドリアン・シャーウッドとリー・ペリーのコラボレイションでなければなし得ないであろう。