CIRCOLOCO 10 YEARS ANNIVERSARY PART 1 - PART3
Tania Vulcano,Sossa,Arpiar,Matthias Tanzmann,Thomas Melchior
- RELEASE:
- 2008-08-10(Sun) on sale
リカルド・ヴィラロボス、リッチー・ホウティン、ジョシュ・ウィンクら数多くの大物DJ がプレイし、ロコダイスやルチアーノをも輩出した、イビザのクラブ DC10 で行われている最重要ギグ、“CIRCOLOCO”。このギグの10周年を記念する6枚のミックスCD(2枚組3セット)が一挙にリリース。ミックスを担当したアーティストと収録されたトラックリストを見ると、このCDを単にイベントアニバーサリーCDとして紹介するには、あまりにも豪華で尖りすぎていると感じる。流動的なダンスシーンではあるが、間違いなく今、最も先端でリアルなシーンはここに凝縮されている。もしかしたら来年の今頃には、この中からロコダイスやルチアーノに続くタレントが誕生しているかもしれない。
PART 1 はLuciano、Crive henry(Peace Division)らと共に CIRCOLOCO のレジデントを務める女性DJ Tania Volcano と、先頃リリースした「Jurassik」がフロアヒットした Sossa がミックスを担当。アンビエンティッシュテクノの名盤 Closer Musik から始まり Freaks や DJ Sneak などのシカゴハウスを織り交ぜファンキーに走っていく Tania サイド、自身のトラックを要所で使いBPM遅めのミニマルハウスで空間的な展開を作る Sossa サイド。
PART 2 はルチアーノの Cadenza レーベルなどからのリリースや、来日の記憶も新しい Petre Inspirescu、そして新鋭ながら類を見ない上質なトラックメイキングが話題の Rhadoo、そして COCOON からのMIX CDリリースを経て、今や世界中のビッグ・パーティーから引っ張りだこの若き天才 Raresh の3名からなるルーマニアンDJ集団 Arpiar。前衛的なループハウスを軸に、MFF などの隠れた名盤から Brothers’ Vibe までを紡ぎ、CD 1、CD 2で静と動、ドープで鋭い2つの物語を構築。
PART 3 はライプチヒの MoonHarbour レーベル主宰にして、リアルなセンスと経験を併せ持つ数少ないDJの一人である Matthias Tanzmann と、Melchior Productions 名義で Perlon や Playhouse、Cadenza 等からリリースされた未来志向のハウスミュージックにより世界中のアーティストやクラウドから尊敬を集めるプロデューサー Thomas Melchior が担当。 Oslo、Desolat 等の新興レーベルを押さえつつ、Losoul 「Open Door」、G-MAN「Quo Vardis」といったクラシックも散りばめたグルーヴィーな Tanzmann サイド。Rozzo、Vera & Frederico Molinari といった癖のあるテクノ、ハウス間を嫌みなく往来する Merchior サイド。
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