MUSIC
>

I'm an African

PETER CWB MOOKA
I'm an African
DEEP HOUSEのトップアーティストの仲間入りを果たそうとしている南アフリカのハウスプロデューサーPETER CWB MOOKAはまさに今、時を迎えようとしている。伝説となる瞬間に立ち会うことの出来る幸運に恵まれた日本の人々に囲まれ、今回の珠玉のファーストアルバム「I'M AN AFRICAN」は放たれる。アフリカのユニバーサルより先行リリースを得て日本に上陸した、まさに2008年ジャズハウスの最高の決定盤。アルバムは、冒頭の本人による、アフリカ回帰を司るメッセージから、ジャズテイストのクラブに通い慣れた大人好みの雰囲気のあるトラック2「TSHWANE MOOD」へと立ち上がって行く。そしてジャイルス的なジャズの解釈も出来る、甘くたん美な女性ヴォーカルトラック3「HEY DJ」は極めてポップ、ファッショナブルなアフリカで消化されたヨーロピアンジャズをクラブミュージックへと消化している。このような手法は、本作では基調カラーとして幾度となく現れる。そしてトラック5「EVERYDAY」では渋く繊細な、そして穏やかな希望にあふれた毎日を歌い上げたコーラスに日々を彩られるだろう。目玉は続く「MEROPA」はアフリカの情景を欧米風の切り口で優しく綴ったピアノとトランペットの映像的なジャズだ。続くトラック7「COME BACK TOGETHER」こそ最高の一曲、もし完全なプロモートが出来ていたならビルボードチャート上位に入っていてもおかしくないほどの名コーラスがここに迷い込んで来た。そして次に、タイトル曲「I'M AN AFRICAN」は2006年にトラック10のインストルメンタルバージョンをカップリングし、アナログリリースされ、そのほとんどが一瞬にして日本でブレイク完売し、都内有名レコードショップの2006年ベストディープハウスディスクに食い込むという栄誉を得ている。とくにDEEPなトラック10のピアノバージョンはつややかに輝くアンビエントジャジーハウスとしてDJ FUTABA、KYOTO JAZZ MASSIVEの沖野氏をはじめ日本のDJより高い評価を得ている。そう、PETER CWB MOOKAは繊細に世界を未来へと導く新たなはたでとして君臨し始めた。あなたとこのCDとの出会いは、日本発の世界の最先端の美の動向を紹介する FOUNTAIN MUSICと言う長い旅路との重要なふれあいとして宝になるだろう。YOU MUST NOTMISS IT!