今最も注目。クラブからファッション系パーティーまで引っ張りだこのTOKYOエレクトロガール、MADEMOISELLE YULIAがエレクトロ〜ハウス〜バイレファンキ〜ヒップホップまで様々な
最新ダンス・チューンを縦横無尽にMIXした新しいスタイルのコンピレーション。
今年も、ますますヒート・アップし続けるエレクトロ・ムーヴメントからは絶対目が離せない!!
2008年現在、世界中はもちろん、ここ東京で一番面白い音楽カルチャーと言えば、ずばり"エレクトロ"だ。2007年、このエレクトロと呼ばれるムーヴメントが全世界的において同時多発的に大爆発を起こしたのは言うまでもない。今までにも様々な音楽ジャンルが時代と共に登場したけど、それは一過性のモノに終わってしまったのは確か……。しかし今回巻き起こっているこのムーヴメントは今までのソレとは違う。音楽、ファッション、カルチャー。このすべてがリンクしているのがエレクトロの面白さであり、まさにこの動きはヒップホップ・カルチャーの誕生以来とも言える、新たなビッグムーヴメントと言って過言ではないのだ。
例を挙げれば、ペドロ率いるフランスのED BANGER RECORDSならば、JUSTICEやUFFIEなどがおり、さらに彼らのアートワークをすべて担当し、世界的に活躍するアーティストSO MEがいる。オーストラリアではMODULARとKSUBIの結びつきがあり、またLAでもSTEVE AOKIとDIM MAKの関係といった、音楽+ファッション=カルチャーというヒップホップ的な図式が完璧に出来上がっているのである。
もちろんここ東京の動きも世界に全く退けをとらない1つの形がしっかりと完成している。DJ MAARとDJ DARUMAによる2ピースDJバンド、DEXPISTOLSを中心としたROC TRAXのメンバーの活躍、またDJ DARUMAによるクロージングブランドROC STARの展開、あのSO MEがアートワークを手掛け、世界的に評価を受けるREVOLVERの存在、さらにはヒップホップサイドからのアプローチで新たな展開を見せるのは、BIG-Oが手掛けるPHENOMENONの発想力。東京という場所にいるからこそ作り出されるクリエイションは唯一無二であり、そんな彼らがスクラムを組み、"TOKYO ELECTRO"として裏原宿に続く東京のカルチャーの一つの形として全世界にアプローチをかけているのだ。
そしてこのシーンの中からも次々とニュージェネレーションたちが頭角を現しているのだが、その中でもひと際異彩を放つ一人の女の子がいることを忘れちゃいけない。TOKYO ELECTROの面々が認める存在、その名も"MADEMOISELLE YULIA"は、決して流行の中で作られた存在ではなく、リアリティある現場、まさしくTOKYO ELECTROが生んだスーパーガールDJなのだ。しかも若干20歳という大きな可能性を秘めた彼女は、DJという枠に収まらず、シンガーとしてもその才能を発揮している。未来を担うスーパーガール=MADEMOISELLE YULIAが、TOKYO ELECTROというカルチャーを、さらに大きな形にしようとしているには言うまでもない。
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